ケータイ選びで重視するのは「機能性、使いやすさ、デザイン」
MMD研究所が携帯電話の機能に関する意識調査の結果を発表。よく使う機能は「メール」がトップとなり、携帯電話選びで最も重視するのは「機能性」という結果が得られた。
MMD研究所は7月2日、「携帯端末機能に関する実態調査」の結果を発表した。調査は6月19日から同22日まで、インタースコープが運営する「モンキータウン」など、合計7社、8モバイルサイトの協力を受けて実施したもので、有効回答数は2395人。
携帯キャリアの変更をしたことがあるかを聞いたところ、変更経験がある人の割合は37.3%だった。変更したことがある人を対象にその理由を聞くと「家族や友人と同じ携帯会社だから」が38.6%で最多となり、次いで「電波状況が良いから」が31.0%、「携帯電話の性能が良いから」が27.3%と続いた。変更の理由は、男性では「電波状況が良いから」が34.8%で最多、女性では「家族や友人と同じ携帯会社だから」が51.2%で最多となっている。
携帯電話を選ぶ際に重視する項目は、総合では「機能性、使いやすさ、デザイン」の3つが上位を占め、「デザイン」については、男性では10.2%で4位、女性では27.5%で2位と差が見られた。
携帯電話でよく使う機能を聞くと、男性では「メール」が90.6%と最も多く、次いで「通話」が53.6%、「ニュース、天気予報のチェック」が49.8%と並んでいる。これに対して女性では、「メール」が91.1%で最多となり、これに「ブログ、SNSのチェック、更新」が71.9%、「カメラ機能」が47.6%で続き、ブログの更新やSNSのチェックなどに必要な機能を利用している様子が目立った。
総合的にどの携帯キャリアが良いかというイメージ調査では、1位がNTTドコモで48.9%、2位がauで37.2%、3位がiPhoneを除くソフトバンクモバイルで12.7%、4位がiPhoneで0.7%となった。
またよく使う検索エンジンは、全体では「Yahoo!」が64.7%、「Google」が45.3%、「gooモバイル」が9.1%、「Yicha」が6.7%。この中で、女性の利用率が男性よりも高いのは「Yahoo!」で、67.4%対62.2%となっている。
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