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KDDIがLiMo Foundationに加盟
KDDIと、タッチパネル関連技術などに強みを持つ米国のImmersionが、LiMo Foundationに新たに加盟した。
LiMo Foundationは8月11日、KDDIと米ImmersionがLiMo Foundationに新たに加盟したことを明らかにした。
LiMo Foundationは、Linuxベースのオープンな携帯電話プラットフォームを共同で開発する非営利組織。2007年に米Motorola、NEC、NTTドコモ、パナソニック モバイルコミュニケーションズ、韓国のSamsung Electronics、英Vodafoneの6社が集まって設立した。その後世界各国の端末メーカーや通信事業者、ソフトウェアベンダーなどが加入しており、ソフトバンクモバイルやEricsson、Opera、Huawei、Red Bend Softwareなども名を連ねる。国内ではNECやパナソニック モバイルコミュニケーションズ製のドコモ向け端末がLiMo Platformを採用している。
KDDIは、今回の加盟の理由を「あくまでも携帯電話向けプラットフォームの動向を調査するため」としており、現在利用しているKCP+プラットフォームの今後に影響するるものではないという。
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