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販売店向けのケータイ下取り支援サービス、リプロ電子が提供
使用済み携帯電話リユース販売を展開するリプロ電子は、携帯電話販売店向けの「携帯電話下取り支援リセキュア(Re-secure)サービス」を開始した。
使用済み携帯電話リユース販売を展開するリプロ電子は、携帯電話販売店向けの「携帯電話下取り支援リセキュア(Re-secure)サービス」を開始した。
中古携帯電話については、経済産業省が使用済み携帯電話の回収促進実証事業を2009年11月から実施。大手家電量販店も、中古携帯電話の買取り・販売事業に乗り出しており、中古流通市場が形成されつつある。同社はこうした市場背景を考慮し、携帯電話販売店向けリセキュアサービスを開始。これまでの携帯電話パーツリユース事業から、販売店向け下取りの支援や中古電話購入、卸販売まで行う総合的な事業展開を目指す。
リセキュアサービスは、下取り価格自動査定システム、個人情報完全消去システム、下取り携帯電話買取りサービスから構成される。販売店が回収した中古携帯電話を同社が買い取り、中古販売できるものは卸ルートで、それ以外のものは従来のパーツリユースで販売する。リユースは液晶パネルや電子部品などのパーツ販売にとどまらず、リユースパーツを活用する商品化への技術的サポートも行っている。さらに、稀少金属やプラスチックは資源リサイクルされる。
同社は、今回のサービスを通じて、年間20万台の中古携帯電話機の買い取りを目標に、総合的な中古携帯電話事業に育成する方針だ。
なお、リセキュアサービスの個人情報完全消去システムは、パソコンショップ「ドスパラ」を展開するサードウェーブに2月1日から提供されている。
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