ニュース
コクヨ、iPad 150台を試験導入――2011年には1500台規模に
文具メーカー大手のコクヨが業務用途でiPadを導入。顧客へのプレゼンやライブオフィスの案内などに活用する。
文具メーカー大手のコクヨが、アップルのタブレット型端末「iPad」を試験導入すると発表した。2010年8月から、営業部門やプロモーション部門、ボードメンバーなどの試行部門に約150台を導入。効果を検証した上で、2011年度には1500台規模を本格導入する。
直感的な操作性やクラウドとの親和性を評価して導入するもので、顧客への迅速な情報提供や、動画などを使ったプレゼンテーション用途で活用する考え。同社がオフィス兼ショールームとして展開する「ライブオフィス」の案内用端末としても活用するほか、iPadの活用による会議のペーパーレス化も目指すとしている。
活用方法
- 動画や3Dイメージなどを生かした訴求力のあるプレゼンテーション
- シンクライアント環境の構築による営業社員のPCレス化、顧客対応の迅速化
- 場所を選ばず活用できる電子カタログ
- 主要な会議のペーパーレス化
- ライブオフィスの案内用端末
関連記事
- パチンコ機器メーカーのフィールズ、iPad 350台を導入――営業に活用
パチンコ機器メーカー大手のフィールズが350台のiPadを導入。全営業社員に配布し、新台の営業などに活用する。 - iPad、銀行で活用へ――みずほ銀行が試行導入
店舗窓口で金融商品の説明に活用するほか、ロビーに設置して来店者が待ち時間に「みずほダイレクト」を体験したり、電子雑誌を閲覧したりできるようにする。 - iPadをデジタルサイネージに――「FRED PERRY」が直営店に導入
デジタルサイネージに加え、デジタルカタログデバイスとしてもiPadを活用。8月中旬にスタートする秋冬シーズンでの本格導入を計画している。 - iPad活用のセルフオーダーシステム、銀座のしゃぶしゃぶ店が導入
iPadを活用したセルフオーダーシステム「ITOS」を、しゃぶしゃぶ料亭「安曇庭」の東銀座店が導入。来店客は手元iPadで料理をオーダーでき、店舗はワンステップで会計までの処理を行える。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.