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車の販売をiPadがサポート――BMWが全国のディーラーにiPad導入
iPadが自動車のカタログに――。ビー・エム・ダブリューが、全国のBMWとMINIの正規ディーラーにiPadを導入する。
輸入車大手のビー・エム・ダブリューが、全国のBMWとMINIの正規ディーラーにiPadを導入すると発表した。10月末までにMINIの正規ディーラーに導入し、BMWの正規ディーラーには年末までに導入する予定。同社はiPadの発売と同時に、MINIのショールームに導入し、専用コンテンツを開発するなど、早い時期から業務活用に関する検討を進めていた。
導入に合わせて同社では、iPadで利用できる車のカラーリングシステムや専用カタログ、製品の動画コンテンツを開発。リッチなコンテンツを用意して、顧客満足度の向上を目指す。同社ではカタログ用途に加え、営業支援ツールや社員の教育用ツールとしての利用も計画するなど、iPadの導入による業務効率化も見込んでいる。
同社はまた、ソフトバンクモバイルの公衆無線LANサービス「ソフトバンクWi-Fiスポット」を、正規ディーラーに導入すると発表しており、来店者はディーラー全店舗で、iPhoneやiPadを利用したWi-Fi接続によるインターネットを利用できるようになる。
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