電通、スマホ向け絵文字・デコメ販売プラットフォーム「デコマーケット」
電通など3社が、iOSやAndroidに対応した絵文字・デコメ販売プラットフォーム「デコマーケット」を11月に提供開始。アプリにデコメ対応機能やストア機能を加えるためのAPIも公開する。
電通、ディーツー コミュニケーションズ、美術出版ネットワークスは、iOSやAndroidに対応した絵文字・デコメ販売プラットフォーム「デコマーケット」の提供を11月より開始する。
デコマーケットでは、デコメやプリクラ、Twitter、SNSなどのアプリに組み込まれたデコマーケット販売用ストアアプリから、絵文字やピクチャ・テンプレートなどのデコメ素材を販売する。購入したデコメ素材は、デコメに対応するメーラー、ブログ、Twitter、プリクラなどのアプリで利用できる。
対応アプリや販路の拡大に向け、アプリ開発会社向けにデコマーケットAPIを提供。APIを使うことで自社アプリへのデコレーション機能の追加が可能になるほか、デコマーケットの販売成果報酬も得られる。
デコマーケットはiPhoneとAndroid端末で利用できる。Androidに関しては、「Galaxy S」「Xperia」への対応をアナウンス。現状では、NTTドコモのAndroid端末に搭載された「SPモード」のメールアプリや、NTTドコモデコメフォーマットに対応したアプリで、デコメ素材を利用できる。
iPhoneでは、デコメアプリ「PAGMail」やプリクラアプリ「プリ帳デコリ隊」、ブログ投稿アプリ「デコログアプリ(仮)」、Twitterアプリの一部などで素材が使える。そのほか、スマートフォンとタブレット端末といった複数台をユーザーが利用することを想定し、素材データの複数端末の共有も可能としている。
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