Android向けテレビ電話ソフト「NetFront VideoTalk」 事業者・端末メーカー向けに提供開始
ACCESSとOKI ACCESSテクノロジーズは、3GPP、OMA、IETFに準拠したIP電話サーバとの相互接続と柔軟なカスタマイズに対応した「NetFront VideoTalk」の提供を開始した。
ACCESSとOKI ACCESSテクノロジーズが2月14日、Android向けテレビ電話ソフトウェア「NetFront VideoTalk」を、通信事業者や端末メーカーに向けて提供開始した。
NetFront VideoTalkは、スマートフォン向けIP電話ソフトウェア「NetFront IP-Phone」に端末間でのダイレクトなテレビ映像の送受信機能を追加したもの。ベースとなる標準ソフトウェアの提供から独自サービスなどのカスタマイズ実装までをトータルでサポートする。アプリケーション部分をAPIとして提供可能で、独自のユーザーインタフェースを実装することもできる。
また、映像をIP符号化するメディアエンコーダ・モジュールとIP化された映像を復号化するメディアプレイヤー・モジュールをそれぞれ独立したモジュールとして持つため、双方向に映像を送受信するサービスだけでなく、片方向に映像を流すビデオシェアサービスにも対応する。
さらに、3GPP(Third Generation Partnership Project)、OMA(Open Mobile Alliance)、IETF(Internet Engineering Task Force)などに準拠したインタフェースを採用し、業界標準に準拠したさまざまな事業者のIP電話サーバと相互接続できる。事業者の独自仕様サーバとの接続もカスタマイズにより可能だ。
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