ニュース
ホンダ、無料データ通信「リンクアップフリー」をソフトバンクの3G回線に変更
本田技研工業が3月8日、インターナビ・プレミアムクラブ会員向けの無料データ通信サービス「リンクアップフリー」の通信回線を、ソフトバンクモバイルの3G回線に切り替えると発表した。既存のユーザーには無償でモジュールのアップグレードを行う。
本田技研工業(ホンダ)は3月8日、同社が提供する「インターナビ・プレミアムクラブ」会員向けの無料データ通信サービス「リンクアップフリー」の通信回線を、すべてソフトバンクモバイルの3G回線に切り替えると発表した。またリンクアップフリーの適用車種を、ハイブリッド車だけでなく、3月17日に発表予定の新型車「フィット シャトル」以降に発売するすべての車種へ順次拡大する。
リンクアップフリーは、クルマからのリアルタイム走行データをサーバ側に提供しつつ、渋滞を回避したルート案内などのドライブに有用な情報を取得できるドライブ情報サービス・ネットワーク「インターナビ・プレミアムクラブ」の会員向け情報サービスが利用できるデータ通信サービスだ。データ通信の利用料は無料で、車検時にホンダ販売店で更新手続きをすれば、購入した車両を使用している間、通信費無料でサービスが利用できる。
なお、これまでリンクアップフリーで利用していたデータ通信サービスは、ウィルコムのPHS網を利用していたが、フィット シャトルからソフトバンクの3G網を利用するものに切り替える。現行のリンクアップフリー対応車両については、2011年4月下旬から、無償でソフトバンクの3G対応モジュールにアップグレードする。
関連キーワード
本田技研工業 | インターナビ | データ通信 | 無料 | ソフトバンクモバイル | カーナビゲーションシステム | パケット定額 | ウィルコム | 料金プラン | カーナビプラン | パケットし放題(ソフトバンクモバイル) | テレマティクス | 車検 | PHS
関連記事
- あの「インターナビ」のサービスがiモードで──「Honda ドライブコンシェル」
ホンダがインターナビ・プレミアムクラブ会員向けに提供している携帯電話向けパーソナルホームページと同等のサービスが、「Honda ドライブコンシェル」としてiモードでも利用可能になった。 - 月に+210円でナビの通信も定額に──パケットし放題に「カーナビプラン」
ソフトバンクモバイルの取締役専務執行役員兼CTO 宮川潤一氏が、第1回 国際自動車通信技術展の基調講演で、カーナビのテレマティクスサービス向けの新料金プラン「カーナビプラン」を明らかにした。パケットし放題に210円追加すると、テレマティクスサービスも定額で利用可能になる。 - ウィルコム、インターナビ専用のUSBデータカード「WS017IN」発売
ウィルコムは、ホンダ「インターナビ・プレミアムクラブ」専用のUSBデータ通信カード「WS017IN」を発売した。「Gathers HDDインターナビモデルVXH-093CVi」に接続して、通信が行える。 - ウィルコム、525円からの“インターナビ”用料金プランを追加
- 「クルマのWeb 2.0」――ホンダ インターナビ・プレミアムクラブ
カーナビは道案内を行う道具だが、最近では「いかに快適かつ迅速なルートを案内するか」に焦点が移りつつある。通信機能を利用した双方向ネットワークを実現する「インターナビ・プレミアムクラブ」で、その問題を解決しようとしている本田技研工業に話を聞いた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.