スマートデバイスのセキュアな業務利用を支援――「BIGLOBEエブリBiz ブリーフケース」

アプリ経由でクラウド上のファイルサーバにアクセスすることで、スマートデバイスから社内データにセキュアにアクセス――。NECビッグローブが「BIGLOBEエブリBiz ブリーフケース」の提供を開始した。

[ITmedia]

　NECビッグローブは、スマートフォン／タブレット端末向けビジネスツール「BIGLOBEエブリBiz ブリーフケース」の提供を開始した。

　このサービスは、クラウド上のファイルサーバと専用アプリをインストールしたスマートデバイス（スマートフォン／タブレット端末）を活用し、社外からセキュアにクラウド上の社内データを活用できるようにするサービス。スマートデバイスから社内データをダウンロードできるほか、外出先で作成した資料のアップロードにも対応する。

BIGLOBEエブリBiz ブリーフケースのサービスイメージ

　スマートデバイス向けアプリは、端末に保存されたデータの自動消去、時限消去に対応。同アプリ経由でダウンロードしたデータは、端末内の専用フォルダに保管され、あらかじめ設定したタイミングでデータが消去されるため、セキュアにデータを運用できる。

　PC、スマートデバイス向けアプリは無料で利用可能。クラウド上のストレージは10Gバイトあたり月額2100円で利用でき、ファイルごとのアクセス権限の設定など、利用者ごとにさまざまな設定を施せる管理機能を搭載している。

　当初はAndroid向けアプリ（Android 2.1以上に対応）を提供し、今年度中にiPad、iPhone向けアプリも提供する予定。今後はさらなるセキュリティの強化を図るとともに、名刺管理などの新サービスやアプリを提供する予定としている。