固定とスマホのセットでパケット定額料を最大1480円割り引き――ソフトバンクの「スマホBB割」
ソフトバンクモバイルは、同社スマートフォンと指定の固定通信サービスをセットで利用すると、スマホのパケット定額料を最大1480円割り引く「スマホBB割」を発表。KDDIの「auスマートバリュー」に追従する。
ソフトバンクモバイルは2月27日、同社指定の固定通信サービスとスマートフォンを組み合わせると、スマートフォンのパケット通信料を割り引く「スマホBB割」キャンペーンを発表した。3月5日から5月31日までの期間限定で受け付ける。
スマホBB割が適用される固定通信サービスは、ソフトバンクモバイルが提供する「ホワイトBB」、ソフトバンクテレコムと提携CATV事業者が提供するISPサービスか「ケーブルライン」、またはTOKAIコミュニケーションズが提供するインターネットサービス「ひかりdeネット」「ひかりdeトーク(S)」。キャンペーンの適用には、指定のIP電話とソフトバンク端末間の通話料を無料にする「ホワイトコール24」(無料)への加入が必要だ。
対象パケット定額サービス | 月額定額料(通常時) | 割引額 | 月額定額料(割引後) |
---|---|---|---|
パケットし放題フラット (iPhone向け) |
4410円 | 430円(最大25カ月間) | 3980円 |
パケットし放題フラット for スマートフォン (その他のスマートフォン向け) |
5460円 | 1480円(最大25カ月間) | 3980円 |
980円(上記以降) | 4480円 |
該当サービスに加入しているユーザーがiPhone向けの「パケットし放題フラット」(月額4410円)を利用している場合、定額料金から月430円を割り引いて月額3980円にする。また、Androidスマートフォン向けの「パケットし放題フラット for スマートフォン」(月額5460円)では、月1480円を割り引いて月額3980円にする。家族4人でスマホBB割に加入した場合、家族合計で毎月最大5920円、2年間で最大14万2080円のパケット通信料が割り引かれるという。
月額のパケット料金が3980円になる割り引きは、加入から最大25カ月間続く。これに加えて、Androidスマートフォンについては26カ月以降も月980円の割り引きを継続。パケットし放題フラット for スマートフォンを月額4480円で提供する。
このほか、九州通信ネットワーク(QTNet)の「BBIQ・BBIQ光電話」を利用するユーザーには、ソフトバンクのスマホ向けパケット定額料を430円割り引く「スマホBBIQ割」(仮称)を提供する。こちらも割り引きは最大25カ月間継続。キャンペーンの開始は今春を予定している。
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