この夏の節電に、リコーの工事不要LEDランプ

近年、省エネの観点から、蛍光灯をLEDランプへ置き換える企業が増えている。しかし、導入の際に電気工事が必要な場合が多く、蛍光灯のように手軽に交換できない。そこでお勧めなのが、工事不要のLEDランプ。リコーは2014年4月に、工事不要の新製品「RICOH LED Mシリーズ」を発売した。国内工場で生産した製品だ。ユーザー自身で手軽に設置できるので、この夏の節電にも重宝しそうだ。

» 2014年07月23日 10時00分 公開
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 政府は2014年も夏季の節電を要請した。数値目標こそ盛り込まれなかったものの、原子力発電所の稼働ゼロで迎える夏とあって、電力需給は「綱渡り」状態が続く見込みだ。

 では、企業が節電要請に応えるためには、どうすればいいのか。資源エネルギー庁の推計によれば一般に、オフィスでの消費電力の約1/4を照明が占めているという。このため、多くの企業がLEDランプ導入を検討している。蛍光灯をLEDランプに替えることで、室内の明るさを落とさずに、消費電力を削減できるからだ。

取り付け工事不要のLEDランプ

 多くの場合、蛍光灯をLEDランプに置き換えるには、既存の蛍光灯器具内部にある安定器と呼ばれる電気部品を取り外すか、照明器具ごと交換する工事が必要になる。これらの工事は、電気工事士の有資格者でなければ作業できない。工事には費用が掛かることに加え、例えば、店舗の営業時間に支障が出る、テナントビルから移転する際の原状復帰に手間取るなどの問題がある。

 リコーのLEDランプは、既存の安定器を残して点灯する「工事不要方式」*1)のため、有資格者による配線工事の必要がなく、誰でも簡単に取り付けることができる。「当社オフィスでは、社員数人で手分けして、フロア内のLEDランプ交換を昼休みに済ませました」(リコー)というほど設置が容易だ(図1)。安全面でも工夫されている。取り付ける際の感電を防ぐため、口金に通電スイッチを設けた。LEDランプが器具に収まり、2つのスイッチが両方押された状態にならなければ通電しないため、作業中の感電を避けられる。

*1) 法定耐用年数を超えた蛍光灯器具は工事が必要な場合があり、交換をお勧めする。

図1 誰でも簡単に設置ができる

蛍光灯に比べて大幅な省エネ

 リコーのLEDランプは、消費電力が灯具と合わせて24Wと低い。グロー方式やラピッド方式の安定器と蛍光灯の組み合わせと比較すると約47%消費電力を低減できる。もともと消費電力が少ないインバータ方式でも約33%削減できる(図2)*2)

 職場の明るさを落とさずに電力消費を削減できること、蛍光灯を交換する感覚であっという間に節電を開始できることから、多くの企業に受け入れられている。

図2 消費電力削減効果

*2) 一般の蛍光灯の消費電力は安定器込みで、40形のグロー型とラピッド型は45W、インバータ型は36Wとした(リコー調べ)。安定器によって消費電力が異なるため、削減数値については、指標であり効果を保証するものではない。

使いやすさを追求したマルチタイプの新製品

 2014年4月に発売した直管形LEDランプ「RICOH LED Mシリーズ」は、従来の工事不要の特徴をさらに強化した製品だ。リコー独自の技術により1本のLEDランプでグロー方式、ラピッド方式、インバータ方式という全ての安定器タイプに対応可能になった*3)。LEDランプ内部に検出回路が組み込まれており、安定器の種類に応じてLEDランプの駆動回路が切り替わる。複数の安定器タイプが混在している環境でも、LEDランプの種類を気にせずに導入できる他、事務所移転後にこれまで使用していた安定器の種類と異なっていた場合でも、問題なく使用できる。安定器が老朽化した際にはAC直結*4)で取り付けることもできる。

*3) 対応安定器であっても一部点灯しない場合がある。
*4) AC直結工事には電気工事士の資格が必要。

図3 色温度が異なる3種類を用意した「RICOH LED Mシリーズ」(40形)

 「RICOH LED Mシリーズ」の光色は3種類。一般にオフィスでよく使われる昼白色(色温度5100K)、昼白色よりやや黄みがかった白色(4100K)、暖かな印象を与える電球色(3000K)。利用シーンに合わせて光色を選べる。

 品質に配慮した設計も引き継いでいる。万が一、LEDランプを落としても割れにくく、飛散しないため、安全性を重視する教育現場や食品工場でも支持されている。演色性も一般的なLEDランプよりも高いRa85とした。スーパーやアパレル店などで、商品の色がきれいに見えると好評だ*5)。保証期間は、従来の3年間から5年間へ延長。長く安心して使用できる。

*5) 個人の感想であり、設置条件や使用条件により感じ方に個人差がある。




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提供:株式会社リコー
アイティメディア営業企画/制作:スマートジャパン 編集部/掲載内容有効期限:2014年8月22日