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電池に望む性能を2点挙げるとすれば、長寿命と高密度(大容量)だろう。しかし、2つの性能を同時に高めるのは難しい。長寿命は信頼性が前提となり、高密度化すると信頼性が下がるからだ。日立マクセルはこの矛盾を解く手法を編み出した。動いている電池を外部から透視する「見える化」だ。
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産業界にとって、電力不足とはピーク消費電力の引き下げを意味する。ピークが最も危険だということだ。ピーク消費電力問題を解決する手段はさまざまだが、需要家側にとっては、デマンドレスポンス(需要応答)が望ましい解だといえるだろう。
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IBMが提供を開始した工場向けのエネルギー最適化ソリューション「GIView FEMS」の特徴は、工場の稼働状況に応じた計画、管理が可能なことだ。同社の生産管理システム「GIView」が管理する情報を利用することで実現した。
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国内で必要な電力の150%を太陽電池でまかなう国トケラウ。しかし、トケラウには空港も港もない。最寄りの工業国ニュージーランドは3000kmも離れている。これでどうやって太陽電池を設置したのか。建設の様子を写真で紹介する。
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東芝がモジュール変換効率20.1%の住宅向け太陽電池の販売を開始する。今後、年間100MW以上を販売していく見込みだ。
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停電や災害に備えた安価な家庭用の蓄電ソリューションはないのだろうか。使わないときはそこにあることを忘れるような製品、いざとなれば100V交流だけでなく、太陽電池と接続して充電できるものが欲しい。シャープはこのようなニーズに応えた大容量蓄電池を開発した。
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安川電機が、小型かつ高効率なパワーコンディショナー(パワコン)を試作した。シリコン(Si)パワー半導体を用いた従来品に対して、体積を2分の1以下に抑え、実用域での変換効率を98.2%に高めた。このような改善が可能になったのは、窒化ガリウム(GaN)パワー半導体を採用したためだという。
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今後成長が期待できる再生可能エネルギーについて、2012年度と2020年度の国内市場規模を富士経済が予測した。従来の家庭用太陽光発電システム一辺倒から、産業用へと成長分野が移り変わっていくという。
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家庭に導入が進むHEMS(Home Energy Management System)の最終目的は、ライフスタイルに合わせた電力の使い方を実現しつつ、需要側で「自動的に」電力消費量を抑えることだ。現在のHEMSはまだまだ初歩的な段階にあるが、実現しやすいこと、難しいことが次第に分かってきた。
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京都府最大規模のメガソーラーが完全稼働となった。京セラグループの太陽光発電技術が採用されている。
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