フィアットグループオートモービルズジャパンは、デュアルクラッチAT「Alfa TCT(Alfa Twin Clutch Technology)」を搭載したAlfa Romeo MiTo(アルファロメオ ミト)を発売した。価格は、スプリントが278万円、コンペティツィオーネが292万円。
新型ミトが搭載するAlfa TCTは、6速乾式デュアルクラッチ式のトランスミッション。パドルシフトを装備するコンペティツィオーネではステアリングを放さずにギア選択ができる。
3つの走行モードを持つ「アルファロメオD.N.A.システム」を搭載し、スポーツ走行に適したDynamic、市街地走行用のNormal、滑りやすい状況下でのAll Weatherが選択可能だ。例えばDynamicを選ぶと、電動パワーステアリングのアシスト量がスポーツ走行に適した手応えに変化するほか、シフトポイントも高くなりエンジンを高回転域に保つという。
搭載するエンジンは、ターボチャージャー付きの1.4リットル直列4気筒マルチエア。従来型エンジンに比べて、低回転域のトルクを15%向上し、燃費やCO2排出量を10%低減したという。最高出力は99キロワット(135馬力)/5000rpm、最大トルクは190ニュートンメートル/4500だが、Dynamicモードでは230ニュートンメートル/1750rpmに変化する。
ボディサイズは4070×1720×1465ミリ(全長×全幅×全高)で、車両重量は1260キロ。ハンドル位置は右で、乗車定員は5人だ。なお、今年3月の先行予約受け付け時よりスプリントで10万円、コンペティツィオーネで13万円の値下げとなった。
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