「高い美意識と審美眼を持ち、本物を知った30代男性」に向けたライフスタイルのクオリティアップを提案する、インターネットメディアです。アート、デザイン、インテリアといった知的男性の好奇心、美意識に訴えるテーマを中心に情報発信しています。2002年11月スタート。
※この記事は、エキサイトイズムより転載しています。
10月28日から東京・目黒のCLASKA Gallery & Shop "DO"で「ドーの クラフト/アート/プロダクト 展」が開催されている。
人気ショップ「ドー」が「クラフトな気分」でこれまでに作ってきたものや、クラフトな気分を感じさせるアイテムや作品を集めた企画で、生活雑貨・プロダクト・アートなどが独自の世界観でそろう。
「クラフト=手工芸という狭義の意味を越えて、クラフトという言葉がもっている“気分”が、デザインや私たちの暮らしに少なからず影響力をもっている時代だと感じています」と、大熊健郎さん(CLASKA Gallery & Shop "DO" ディレクター)。
出品作家は、古賀充、ポスタルコ、レアジェム、エゴン・アイアーマン、盛永省治、フィリップ・ワイズベッカー、藤城成貴、ルイジ・ギッリ、La+h 大谷敬司、エリック・ホグランほか(敬称略)。会期は11月13日まで。
CLASKA Gallery & Shop "DO" 本店
10月28日(金)〜11月13日(日)Open.11:00〜19:00
東京都目黒区中央町1-3-18 CLASKA 2F
お問い合わせ:tel.03-3719-8124
以下、大熊健郎さん(CLASKA Gallery & Shop "DO" ディレクター)による作品解説。
鹿児島をベースに活動を続けるウッドターナー、盛永省治さんのウッドボウル。「ウッドターナー」という聞き慣れない言葉は、日本でいうところの「挽き物の木地職人」。とはいえ1950〜60年代、北欧やアメリカで盛んだったこのウッドターニングによる工芸は木そのものの表情、存在感を活かすことを旨とし、基本的に一点一点ハンドクラフト、フォルムも有機的で彫刻的な作品が多いのが特徴です。そういった意味で盛永さんはまさにウッドターナー。
山桜、ホオ、ケヤキなど地元の素材を使い、生活工芸でありながらひとつひとつ、決して同じではない「作品」をつくり続けています。最近は国内だけでなく海外での展示の機会も増え、ますますその活動の幅を広げている若手実力派のウッドターナー、木工作家の1人です。
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