全身に光と風を浴びて……満足度が高いベンツ SLK岡崎宏司のクルマ DE トリップ(1/2 ページ)

» 2011年12月02日 15時16分 公開
[岡崎宏司,LUXURY TV]
LUXURY TV

著者紹介:岡崎 宏司(オカザキ コウジ)

1940年東京生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒業。文化的側面からクルマを斬る自動車評論家。輸入車がレアだった45年以上前に、「旅行に行くから」と言って借りた、父のノーマルのベンツでラリーに出場し、優勝したという、やんちゃな過去も。

※この記事は、LUXURY TVより転載しています。


 新型SLK、ボディサイズは「ほんのわずかに」大きくなっただけなのですが、「SLにも負けない!」くらいの強い存在感を抱きます。

クルマ DE トリップ スペック上のボディサイズは「ほんのわずか」しか大きくなっていませんが、見た目のサイズ、立派さは格段にアップしています

 その一番の理由は、フロント周りのデザインにあるようです。フロント周りのボリューム感とインパクトが格段に増しているのです。加えて、精度感の高い仕上げが、車格感を押し上げています。

 リア周りもプレミアム感の高い仕上げです。4気筒モデルにも、立派な2本出しマフラーが組み込まれています。立派といえば、インテリアの質感、精度感も大きく引き上げられています。外観、内装ともに、とにかく新型SLKは立派になっています。

クルマ DE トリップ リアから見ても立派です。全体に品質感が大きく上がっていることもお分かりいただけると思います
クルマ DE トリップ コクピットもCLSに肩を並べるレベルの質感、精度感で仕上げられています
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