伝統的な調理方法のひとつとして、地面に穴を掘り焼いた石を敷き詰め、その中にタロイモやブレッドフルーツ、魚などを入れてバナナの葉で覆って蒸し焼きにするというのが一般的だったそうだ。現代でも新しい建物を建てたり、結婚式や成人の儀といったセレモニーが行われるときにはこの方法で料理することもあるのだとか。ここでは、こんな昔の料理法も見学することができる。
「ガンビーチ」に面するエリアにはアニマルゾーンがあり、ヤシガニ、ココバード、カラバオ(水牛)、イグアナ(大トカゲ)など、グアムに生息する動物たちと触れ合ったり、クラフトなどの工芸教室や、カヌーに乗って海に出ることもできる。
古代チャモロビレッジの首長からはタトゥーについて興味深い話を聞いたので紹介しよう。
チャモロ人の体にはタトゥーが施されている。村の首長にいたっては、全身といっていいほどだ。村の首長の背中に彫られたマンタのデザインのタトゥーの中には手の形をした16のドットが描かれている。これはマリアナ諸島を指しており、左がロタ、右がグアムを示すそうだ。
収穫するフルーツや漁で獲れる魚、カヌーのセイルにラッテストーンのモチーフ、月の満ち欠けなど、どれも自然の現象やその恵みについての感謝の意を表している。「地球と、自然とともに生きる」。首長の話を聞きながら、地球に住む生物の一種である人間として、そんな当たり前のことを改めて考えさせられた瞬間だった。
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