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マラドーナ、100万元の寄付をかけたチャリティシュートに挑戦

» 2012年02月14日 16時36分公開

[Gressive]

　2012年1月17日、中国・上海のランドマークである上海タワーを望む屋外の会場で、ウブロのロイヤルアンバサダーであるアルゼンチン出身のサッカープレーヤー、ディエゴ・マラドーナさんが、100万元（約1220万円）の支援をかけたチャリティイベント「ウブロ 100万元ゴールシュート」に参加した。これに合わせてウブロは、マラドーナさんの名を冠したコラボレーションモデル「キング・パワーマラドーナ」を発表した。

　マラドーナさんは本イベントで子供たちへのサッカーの指導を楽しんだ後、難易度に応じて異なる金額が書かれた大きさの異なる8つの丸型ゴール目がけてシュート。これは、すべて成功するとウブロから中国のチルドレンエイドプログラムに合計100万元を寄付するというルールが設定されたアトラクションだ。挑戦はすべて成功。その結果、ウブロはそのルールに則り、100万元を寄付した。

　類まれなる才能で「20世紀最高のプレーヤー」と評されるマラドーナさんは、その歴史的な活躍で今もなお世界中の人々を魅了している。以前からのウブロ愛用者であり、両腕に時計を着用することでも知られるマラドーナさんは、2010年3月にウブロとパートナーシップを結び、コラボレーションモデルを発表した。

　同年開催されたワールドカップでは、ウブロの時計を両手に着けてチームを指揮する勇姿が各国で注目を集めた。その両者の継続的な強い絆のもと、情熱、技術、創造を融合したチャリティイベントが今回上海で実現したのだ。

　本イベントに合わせて発表されたマラドーナモデルの最新作「キング・パワーマラドーナ」は、アルゼンチンの国旗のカラーであるスカイブルーとホワイトをアクセントに用いた。ダイヤルの3時位置には、マラドーナさんのラッキーナンバーである「10」を、6時位置にマラドーナさんのサインをデザインした。

　また、センターに45分測定計を備えたユニークなクロノグラフムーブメントを搭載する。センターに位置する2本の針のうち1本は通常のクロノグラフ秒針、もう1本はサッカーのハーフタイムを計測するために考案した45分計の分針。一目でそれぞれの経過を認識できる。リューズの上下のプッシュボタンには、誤作動を防ぐガードを取り付けた。

　この一大イベントについてウブロのジャン-クロード・ビバー会長は、「2010年にパートナーになって以来、ウブロとマラドーナは強い絆で結ばれており、さまざまな苦難に立ち向かう人々に手を差し伸べるという共通の価値観を持っています。今回、子供たちを支援するためにはるばる上海まで来てくれたマラドーナの愛に感謝します」と述べた。

　これを受けてマラドーナさんは、「私自身が子供たちへの支援を積極的にしていることもあり、チャリティへの姿勢が共通するウブロと私が強く結びついているのは、自然なことでもあります。ウブロとの関係はパートナー以上のもので、家族のようなものです。去年、スイス・ニヨンのウブロの工房を訪れる機会がありましたが、まるで家にいるような温かい雰囲気が感じられました。家族を大事にする私にとって、ウブロとのパートナーシップは当然のことです」とコメント。

　2010年にロシア・モスクワで開催されたマラドーナさんとの初の共同チャリティイベント「ウブロ100万ドルシュートチャレンジ」では、骨髄移植が必要な子供たちのための活動を行う「ライサ・ゴルバチョフ・メモリアル基金」に50万ドルを寄付した。

　「分かち合いと思いやり」をモットーとする両者の絆を体現する「キング・パワーマラドーナ」は、ブラックセラミックと18Kキングゴールドのケースに、ブラックセラミックのベゼルを組み合わせた2モデルを展開し、それぞれ世界限定500本と200本で販売する。