アウディ、日本に10台だけの「Audi R8 GT Spyder」――2012年のモータースポーツ活動も発表(2/3 ページ)

» 2012年03月26日 17時49分 公開
[吉村哲樹,Business Media 誠]

2012年のスーパーGT300クラスに3チーム4台がエントリー

 続いて、2012年のスーパーGT300クラスにAudi R8 LMSおよびAudi R8 LMS ultraで参戦するチームの車両が、エギゾーストノートの爆音を響かせながら会場内に現れた。

 2011年のスーパー耐久シリーズをAudi R8 LMSで戦ったヒトツヤマ・レーシングは、2012年は同じマシンでスーパーGT300クラスに2台体制で参戦する。ただし、今後アウディカスタマーレーシングから提供される「アップデートキット」を組み込むことで、Audi R8 LMS ultraと同じ仕様に仕上げる予定だという。

Audi ヒトツヤマ・レーシングは2台体制で参戦。元F1ドライバーの野田英樹選手(右端)が一時的に現役復帰する

 また、2011年のスーパーGT300クラスで惜しくも年間ランキング2位に終わったゲイナーは、昨年までのフェラーリから2012年はAudi R8 LMS ultraに車両をスイッチする。

Audi 「昨年2位の雪辱をAudi R8 LMS ultraで晴らしたい」とゲイナーの各ドライバー

 さらに、aprも2012年シーズンからAudi R8 LMS ultraを投入し、こちらも注目のトヨタ プリウスがベースのマシンとの2台体制でスーパーGT300クラスを戦う。

Audi aprも2012年シーズンからAudi R8 LMS ultraを1台投入する

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