1940年東京生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒業。文化的側面からクルマを斬る自動車評論家。輸入車がレアだった45年以上前に、「旅行に行くから」と言って借りた、父のノーマルのベンツでラリーに出場し、優勝したという、やんちゃな過去も。
※この記事は、LUXURY TVより転載しています。
日本車では、久しぶりの本格派後輪駆動スポーツ車「トヨタ 86」の仕上がりは素晴らしいものです。その人気は日本だけに留まらず、欧米にまで広く及んでいます。
いまだ大排気量信奉者が多く残る北米の販売店では、当初「2リッターのFRスポーツ」を認めようとしなかったとのことですが、実車に触れ、ステアリングを握ると、すぐその魅力と実力を認め、スポーツ車としての販売に力を注ぐことになったようです。
そして、スポーツカーの本場である欧州はもちろん大歓迎。自動車関係のメディアはこぞって大々的に取り上げ、FRならではの走りの楽しさに太鼓判を押しています。
といったことで、86は受注に生産が追いつかず、当面、納車待ちのリストは長いままになりそうな状況のようです。
僕もFISCOや一般道で乗りましたが、ほんと、楽しいクルマです!
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