本田技研工業は、「N」シリーズの第2弾となる軽乗用車「N BOX+(エヌ ボックス プラス)」を2012年7月6日に発売する。コンセプトは「新しい可能性をプラスする」。価格は135万円〜。
N BOX+「いろいろつめる」「のびのびとまれる」「らくらくのせられる」をテーマに掲げた。例えば、センタータンクレイアウトの特徴を生かして車両後部の床を斜めにして、3段階スライド式のアルミスロープ(ディーラーオプション)を装着する「ユニバーサルブリッジ」では、車体の床面と地面が地続きになることでバイクなどの車輪付き重量物の搭載が簡単になった。スロープ角度はFFモデルで13度、4WDモデルで14度。
また、大きさの異なる3つのボードの取り付け位置を変えることで多彩な空間アレンジができる「マルチスペースシステム」も採用する。ボードは大小2つのマルチボードとエンドボードの3種類で、200キロの耐荷重を確保した。
ボードの組み合わせにより、荷室の床面の高さが変わる「上段モード」「下段モード」、後席を折りたたんで荷室を広くする「フラットモード」(荷室長1380ミリ)、ボードを取り外して斜めの床をそのまま使う「スロープモード」となる。さらに、前席を後方に倒してマルチボードとつなげることで、大人2人が足を伸ばして寝られるスペース(1940ミリ)を作る「ベッドモード」で車内泊も可能だ。
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