「ヘルタースケルター」で完全燃焼!? 沢尻エリカの今後を関係者が大胆予想映画ウラ事情

» 2012年07月18日 17時27分 公開
[安保有希子,ハリウッドチャンネル]
クランクイン!

「映画ウラ事情」とは:

映画専門サイト「ハリウッドチャンネル」で連載中の、映画業界のウラ側や疑問を読み解く納得のコラム(※この記事は、ハリウッドチャンネルより転載しています)。


 7月14日公開の『ヘルタースケルター』がいろんな意味で話題だ。なかでも注目を集めているのが、やはり沢尻エリカだろう。かつて「別に……」発言で大バッシングをくらい、半ば日本の芸能界から干された状態になっていた沢尻だが、マスコミにサインさせた「6箇条の誓約書」とともに活動を再開。CMやテレビドラマ、BeeTVなど露出を増やしていき、主演映画『ヘルタースケルター』の公開となった。

ハリウッドチャンネル (C)2012映画「ヘルタースケルター」製作委員会

 しかし、同作の主人公「りりこ」を熱演しすぎた結果、体調不良を起こしてPR活動を欠席、『ヘルター〜』のジャパンプレミアへの出席もかなわなかった。そう、図らずも再びお騒がせ女優となってしまったのである。そんな沢尻の今後、どうなるのだろうか。業界関係者に予測してもらった。

「良い意味でも悪い意味でも、ここまで話題を振りまいてくれる日本の女優は、ほかにいません。また、演技力もある方です。そういったことを考えると、今後も十分女優としてやっていけると思います。ただ、今回のPR活動欠席はかなりのマイナス材料ですよね」

 おやっ、あの「別に……」発言よりも、いただけないのだろうか。

「『別に……』と発言した『クローズド・ノート』での舞台挨拶の態度は、女優としてもそうですが、社会人としていただけなかったですよね。とはいえ、結果として話題となった。あのネタを取り上げていないスポーツ紙やワイドショーはなかったですよ。ある意味、すごいPRとなり、映画も興収10億円と健闘しましたし。でも、今回の休止は、体調不良だからしょうがないとはいえ、彼女の露出はゼロなわけですよ。もしPR活動をしていたら、今ごろ発売の雑誌の表紙は沢尻ばかりでWebでもワイドショーでも、いろんなところで彼女を目にしていたはずです。そういったことを1度やってしまうと、次の作品もそうなるのでは……と製作サイドはリスクを考え、起用を見送ることも出てくるでしょう。いくら話題とはいえ、それをPRに生かせないなら、人気と好感度の高い人を使ったほうがいいですからね」

 また、別の関係者はこう話してくれた。

「彼女が女優としてやっていく力は十分にあると思いますが、日本はハリウッドほどトラブルに寛容ではないため、主演をはるのは厳しいかもしれませんね。ただ、今回の新作がヒットすれば、PRしなくても客が入る女優と、主演の道を行けるはず」

 ほかにも「話題という意味では『別に……』は古すぎるし、沢尻バッシングも一部の人が言っているようにしか思えない。そもそも実力があるのだから、女優としてやっていける」「美貌や演技力は突出しているものがありますが、好感度の低さも群を抜いています。そこにきてPR活動休止ですから、ここ数年は、厳しい状態が続くと思う」といったコメントが。

 このままの強気キャラで突っ走ってほしいが、年齢的にあと少しが限界か。やはり、沢尻エリカの今後が気になるところだ。

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