スウェーデンのボルボ・カー・コーポレーションは、時速50キロ以下で走行可能な渋滞状況においてクルマが自律的に前走車を追従する新しい渋滞支援システムを開発した。2014年に市販車に搭載する予定だ。
これまでのオートクルーズとの違いは、加速・減速に加えて、ステアリング操作まで自動で行うこと。カメラとレーダーを使って、前走車との距離を一定に保つと同時に、道路状況に応じて自動的にステアリングもコントロールする。
この技術は、既存のアダプティブ・クルーズ・コントロールとレーン・キーピング・エイド(2013年春に日本市場に投入するV40に採用)を発展させたもの。ドライバーの疲労軽減を目的にしており、渋滞時における注意力低下に起因する交通事故を減らしたいという。
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