ボルボ・カーズ・ジャパンは2月21日、ボルボS60の特別仕様車「S60 T4 R-DESIGN」を発売した。限定100台で、価格は435万円。
R-DESIGNモデルは、専用のインテリア、エクステリアパーツの装着のほか、シャシーのチューニングを施したスポーティモデル。従来、3リッターターボエンジンモデルのみで展開していたが、初めて1.6リッター直噴エンジンモデルに導入した。
フロントにストラットタワーバーを追加してボディ剛性を高め、ステアリングの応答性を改善。リアサスペンションにはモノチューブダンパーを採用し、リアの接地感と追従性を向上している。このほか、フロントとリアのスプリングを強化し、車体のコントロール性能も上げた。
エクステリアでは、フロントグリルを光沢のあるピアノブラックに塗装。専用フロントバンパーとリアディフューザー、デュアルスポーツテールパイプ、5本スポークの「ダイヤモンドカット」18インチホイールなどを装着。インテリアでは、シートに硬さの違う2層のクッション素材を採用し、柔軟性と適度なサポートを保つ。
1.6リッター直列4気筒DOHCインタークーラー付きターボエンジンの最高出力は132キロワット(180馬力)/5700rpm、最大トルクは240ニュートンメートル/1600〜5000rpm。これに6速デュアルクラッチを組み合わせ、燃費はリッター12.8キロ(JC08モード)を実現する。
ボディサイズは4630×1845×1480ミリ(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2775ミリ、車両重量は1540キロ。乗車定員は5人。ボディカラーに、ブラックサファイヤメタリック、パッションレッド、アイスホワイトの3色を用意する。
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