「新型Aクラスは、メルセデス・ベンツの基本的な価値をしっかりと受け継ぎつつも、名前以外のすべてを一新した新世代のスポーツコンパクトカーです。Aはアグレッシブ(Aggressive)のAなのです」
1月17日、メルセデス・ベンツ日本は7年ぶりにフルモデルチェンジした新型「ベンツ Aクラス」を発売した。上野金太郎社長が「名前以外を一新」と紹介したとおり、新しいAクラスには先代モデルの面影がない。
エクステリアのデザインは、SLS AMGを手掛けたマーク・フェザーストーンさん。大型化したフロントマスク、サイドを走る2本のキャラクターライン、左右2本出しのエキゾーストパイプなど、フェザーストーンさんが意識した「ライオンやチーターのような、どうもうで艶めかしい野生動物」を想起させるルックスになった。
先代Aクラスよりも全長を405ミリ伸ばし、全高を160ミリ低くしたワイド&ローなプロポーションは、まさにアグレッシブでスポーティな印象を受ける。LEDを多用するバイキセノンヘッドライトは、ユニット内部をダーク仕上げとして精悍さを演出する。ルーフ後端にはアンテナを内蔵した大型ルーフスポイラーを装着する。
インテリアでもスポーティさが際立っている。全モデルでサイドの張り出しを強めたヘッドレスト一体型スポーツシートを採用。空気吹き出し口は、SLS AMGの流れを汲んだジェット機のエンジンをモチーフにしたデザインだ。ステアリングも本革巻スポーツステアリングもしくはレッドステッチ入りのAMGスポーツステアリングを装着する。
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