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» 2013年03月12日 15時39分 公開

試乗インプレッション:SKYACTIV技術を搭載した新型「プレマシー」はどう変わった? (1/3)

マツダのミニバン「プレマシー」がマイナーチェンジを遂げた。最大のトピックであるSKYACTIV TECHNOLOGYの搭載によって、走りはどう変わったのか?

[吉村哲樹,Business Media 誠]

 マツダのミニバン「プレマシー」が、2013年1月24日にマイナーチェンジを遂げた。最近のマツダといえば、2012年2月に発売されたSUV「CX-5」が好調な売り上げを記録しているほか、同年11月にフルモデルチェンジを果たしたフラッグシップモデル「アテンザ」も好評を博している。

プレマシー

 両モデルともに、クリーンディーゼルエンジンの搭載が大きな話題を呼んでいるが、それ以外にもボディやシャシー、ミッションなど、すべての構成要素に「SKYACTIV TECHNOLOGY(スカイアクティブテクノロジー)」と呼ばれる新技術を採用した、マツダの次世代技術を象徴するモデルでもある。

 実は、今回のプレマシーのマイナーチェンジにおいても、このSKYACTIVの採用が最大のトピックとなっている。具体的には、アクセラやCX-5に先行搭載されているのと同じ2リッター直列4気筒NAエンジン「SKYACTIVE-G 2.0」と、6速ATミッション「SCYACTIV-DRIVE」を組み合わせたパワートレインが主力モデルに搭載された。

プレマシープレマシー

ミニバンでリッター16.2キロの燃費を実現

プレマシー

 SKYACTIVE-G 2.0は、基本的な構造はいたって普通の直噴型ガソリンエンジンだが、各所の設計をリファインした結果、これまでのガソリンエンジンでは達成し得なかった高圧縮比と低燃費を実現している。プレマシーに搭載されたSKYACTIVE-G 2.0の圧縮比は12.0と若干「控えめ」となっているが、それでも燃費は2リッタークラスのミニバンとしてはトップクラスのリッター16.2キロ(JC08モード燃費)を達成している。

 また、これに組み合わされる6速ATミッションSKYACTIV-DRIVEも、基本的にはオーソドックスなトルコン式ATミッション。だが、ロックアップ領域を大幅に広げたことにより動力伝達効率が向上したのと同時に、走りのリニアニティ(ドライバーの操作の加減に対して、クルマの反応の仕方が一致すること)が大幅にアップしたという。

 筆者は過去に、この「SKYACTIVE-G 2.0+SCYACTIV-DRIVE」を搭載したアクセラとCX-5に試乗する機会があったので、今回のプレマシーでこのパワートレインがどれだけの進化を遂げたのか、大変興味があった。また今回の試乗では、新モデルと併せて旧型モデルも比較試乗できたため、よりはっきりとSKYACTIV技術の特徴を体感することができた。

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