ターボ搭載のCR-Zコンセプト、“スポーツハイブリッド”を提案
アメリカン・ホンダモーターは、北米仕様のCR-Zのコンセプトカーなどを「2010 SEMA Show」に出展した。注目は2つのコンセプトカー「CR-Z Hybrid R」と「CR-Z Racer」だ。
アメリカン・ホンダモーターは、北米仕様のCR-Zのコンセプトカーなどを11月2日から5日までラスベガスで開催中の「2010 SEMA Show」に出展した。
出展車の中には、「CR-Z コンセプトカー by Honda Performance Development (HPD)」2種が含まれる。どちらも「スポーツハイブリッド」としての可能性を提案し、ターボエンジンとIMAの出力向上で149キロワット(202馬力)、237ニュートンメートルを達成した。
「CR-Z Hybrid R」は、デザイン、スペック共にストリート仕様に。19インチアルミホイールとスポーツサスペンションを装着した。
一方、「CR-Z Racer」はレース仕様の17インチアルミホイールとサスペンションを装備。12月3日から5日にカリフォルニア州サンダーヒルレースウェイパークで行われる25時間耐久レースに参戦する。
また、北米仕様のCR-Zに無限(M-TEC)製アクセサリーを装着したモデルも登場した。新パーツは、フロントスポーツグリル、各種スポイラーのボディキット、ウイングスポイラー、黒色アルミスポーツシフトノブ、17インチアルミホイールなど。これらは、2011年春に300セット限定で発売される。
このほか、ホンダアクセスアメリカが、デザインや機能性を考えたアクセサリーを装着したコンセプトモデル「アコードクロスツアーHonda Factory Performance(HFP)コンセプト」なども登場した。
関連記事
- 「クルマ・バイク」インデックス
- シンプルにカッコいい!―ホンダ CR-Z
いろいろなものが均質化する方向に向かっているいま、われわれ消費者がもっとも望むものは、心地よい使い勝手と心惹かれるデザインでしょう。ホンダCR-Zにはそれがあると僕は思っています。 - グッドデザイン賞ベスト15に日産リーフやCR-Z
日本産業デザイン振興会は9月29日、2010年度グッドデザイン賞受賞結果を発表した。今年は3136件の審査対象から1110件が選ばれた。 - カーシェアリングにCR-Zや新型マーチを導入
カーシェアリングサービス「カレコ」はCR-Zや新型マーチ、インプレッサを導入する。また、11月1日から料金プランを改定し、優待割引制度を導入する。 - スポーツカーに再び、脚光があたり始めている
「若者のクルマ離れ」が指摘されているが、再びスポーツカーに脚光があたり始めている。最近のスポーツカーにはエコカーの要素が取り入れられているが、かつてのブームを巻き起こすことができるのだろうか。 - CR-ZやFAIRLADY Z ROADSTERなどのレンタルを延長――オリックス自動車
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.