JINS、サングラス専門ブランド展開は「日本人の目を守るため」
アイウェアショップ「JINS」を展開するジェイアイエヌが、サングラス専門ブランド「spectre JINS」を開始する。価格は、レンズ込みで3990円、5990円、7990円、9990円。
アイウェアショップ「JINS」を展開するジェイアイエヌが、サングラス専門ブランド「spectre JINS(スペクトル ジンズ)」を開始する。価格は3990円、5990円、7990円、9990円の4プライスで、常時約600種類を展開。旗艦店となる1号店は六本木ヒルズに、2号店は大阪・梅田エストにオープンする。
spectre JINSで使うサングラス用レンズには、歪みや劣化の少ない「NXT」を採用。これは、米陸軍が行った防弾プロテクター用素材の開発プロジェクトの中から生まれたレンズで、400ナノメートル以下の紫外線を99.99%カットする。また、厚さ3センチのNXTのブロックに1メートルの距離からマグナム弾を打ち込んでも貫通しない強度をあわせ持つ。
田中仁社長は、「日本人の目は紫外線の脅威にさらされており、非常に危険な状態だ。spectre JINSは、ファッションアイテムという側面だけでなく、目を保護するためのプロテクトアイテムとしてのサングラス着用の大切さを啓蒙したい」と語る。
有害紫外線は、角膜炎、白内障、翼状片※などの眼精疾患を引き起こす原因の1つとして挙げられるという。帽子を着用することで紫外線の曝露(ばくろ)を約20%減少できるというが、UVカットのサングラスの着用では90%減少できる。
田中社長は、「アイスランドでは子どものころからサングラスで目を守る文化がある。オーストラリアや米国でも国を挙げて取り組んでいる」といい、「日本にはサングラス専門店がないからサングラスをかける文化が根付かないのか、それともサングラスをかけないからサングラス専門店がないのか。spectre JINSでは、現時点で最高の素材で作られたサングラスを、市場最低・最適価格で展開し、視力の良い人もターゲットとなるアイウェアの需要を掘り起こす」と宣言した。
森泉さん、「好きなサングラスは全部買った方がいい!」
spectre JINSの発表会には、ファッションモデルの森泉さんが登場。「spectre JINSは、カジュアルでもドレッシーでも何でもOK。私は小物やジュエリーと合わせて華やかにするのが好きです」とコメント。
上手な着け方として、「自分の好きな形を選んでもいいけど、店員さんとじっくり相談して顔の形に合うものを探すのもいい。ファッションに合わせて使い分けるために、色違いのサングラスをたくさん購入したい。気に入ったら、全部買った方がいいよ、後悔したくないもん!」とアドバイス。
田中社長が、「眉毛とサングラスのトップラインが合っているとしっくりする。それがバラバラだと取ってつけた感じになる」と補足すると感心しきりだった。
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