2012年のテスラ ロードスターはアイスモンスター?
テスラモーターズは、テスラ ロードスターの2012年モデルを発表した。降雪時や氷上でのパフォーマンスを向上するためにリア スノーカバーを装着。
テスラモーターズは、電気自動車(EV)の2シータースポーツカー「テスラ ロードスター」の2012年モデルを発表した。日本、欧州、アジアパシフィックでの限定販売。価格は既存モデルと同じで、ロードスターが1276万8000円、ロードスタースポーツが1481万5500円。
2012年モデルでは、ボディカラーとしてコズミック ブラック、アッシュ グレー、マグマ オレンジの3色を復刻。内装色も外装色に合わせた新しいものを用意する。また、降雪時や氷上でのパフォーマンスを向上するためにリア スノーカバーを装着したほか、モーターやインバーターシステムも性能を強化した。このほかキセノン ヘッドライトを新しくオプション装備として提供する。
2012年1月17日訂正:
本記事公開当時、「キセノン ヘッドライトを標準装備する」としましたが、正しくは「キセノン ヘッドライトを新しくオプション装備として提供する」でした。お詫びして訂正いたします。
クルマ自体の基本性能やボディサイズなどのスペックは既存モデルと変わらず。ロードスタースポーツの最高出力は215キロワット(288馬力)/4400〜6000rpm、最大トルクは400ニュートンメートル/0〜5100rpm、最高速度は時速200キロで、静止状態から時速100キロまで3.7秒で加速する。
リチウムイオンバッテリーの最大航続距離は1充電あたり394キロ。電池寿命は7年または16万キロ。ボディサイズは3946×1720×1127ミリ(全長×全幅×全高)、車両重量は1235キロ(バッテリーパックは450キロ)、乗車定員は2人。
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