「スポーツ」の名に恥じないパフォーマンスの持ち主――スイフトスポーツ：岡崎宏司のクルマ DE トリップ（2/2 ページ）

「小粒だが、ピリリと辛い」そんなたとえが当てはまります。コンパクトなスポーツ車を探している方、ぜひ､一度ステアリングを握ってみてください。

[岡崎宏司，LUXURY TV]

これだけ「走れる！」なら、1ランク上のブレーキがほしい

　乗り心地は硬めですが、粗さを感じさせられることはありません。身のこなしのよさも◎です。ロールもピッチングも良く抑え込まれていて、ワインディングロードでのコントロールは楽しく、楽です。フロント、リアともに能力は十分ですが、とくにリアはしっかりしているので、無理も効きます。

左右2本出しマフラーも迫力があります

　ブレーキも悪くはありませんが、これだけ「走れる！」クルマとなると、もう1ランク、レベルの高いブレーキがほしくなるのも事実です。オプションでいいので、そんなことも検討してほしいものです。もちろん、ドライビングポジション、シートというドライビングの要になる要素もしっかり仕上がっています。

赤のステッチがなかなか効いていますが、シートもドライビングポジションも上々の仕上がりです

7000プラスのレッドラインまで難なく回りきります

　コンパクトなスポーツ車を探している方、ぜひ､一度ステアリングを握ってみてください。（文＆撮影：岡崎宏司）