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ローマで出合った、名前も知らないマイクロカー:岡崎宏司のクルマ DE トリップ
smartと初代チンクェチェントを除く4台は、どれも僕の知らないクルマばかりです。ローマの人に聞けば分かるのでしょうか?
著者紹介:岡崎 宏司(オカザキ コウジ)
1940年東京生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒業。文化的側面からクルマを斬る自動車評論家。輸入車がレアだった45年以上前に、「旅行に行くから」と言って借りた、父のノーマルのベンツでラリーに出場し、優勝したという、やんちゃな過去も。
※この記事は、LUXURY TVより転載しています。
ローマのクルマ事情、駐車事情などは以前にも紹介しましたが、今回はローマで出合ったマイクロカーの紹介です。
写真を見ると分かるように、smartと初代チンクェチェントを除く4台は、どれも僕の知らないクルマばかりです。ローマの人に聞けば分かるのか? どうでしょう……、分からないかもしれません。
さらに驚くのは、4台がそれぞれ、サイズもルックスも違うモデルだということです。ローマでは、安くて、小さくて、文字どおり「下駄代わり」(ちょっと旧い表現ですが)に使える、こうしたマイクロカーの需要がけっこうあるのでしょうね。
「自動車メーカーが造ればいいのに」と思いますが、あれやこれやの制約があって、簡単には造れないのでしょう。そこで、小さな町工場辺りで造られているのではないかと考えています。法的なことも含めて、その辺りのことはよく知りません。
なので、曖昧な紹介しかできず申しわけありませんが、とりあえず、ローマで出会ったマイクロカーあれこれ、楽しんでいただければと思います。(文&撮影:岡崎宏司)
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