ジェットスター・ジャパン、国内線で使うA320をお披露目
ジェットスター・ジャパンは6月12日、7月3日から国内6路線で運行するA320を報道陣に公開した。シートの前後間隔は平均73.66センチだ。
ジェットスター・ジャパンは6月12日、7月3日から国内6路線で運行するA320を報道陣に公開した。まずは3機体制で就航し、その後3年間で24機まで増強する。
7月3日から順次就航するのは、東京(成田)、大阪(関空)、札幌(新千歳)、福岡、沖縄(那覇)の5都市をつなぐ6路線。鈴木みゆき社長によれば、ジェットスター・ジャパンで導入するA320はすべて新造機で、これは安全性に配慮したためだという。
180席すべてがエコノミークラスのモノクラス構成とし、平均シートピッチ(座席の前後間隔)は73.66センチ、最も短いところでも71センチとなる。また、非常扉前のシート(12列、13列)は、シートピッチが広い「エクストラ・レッグルーム・シート」としてオプション販売する。座席幅は45.12センチで、全シートが黒い革張りとなっている。
ジェットスター・ジャパンの片道運賃は、成田−新千歳線が4490円〜、成田−福岡線が5090円〜、成田−沖縄線が6590円〜、成田ー関空線が3990円〜となる。手荷物の機内持ち込みは、機内持込手荷物と小型品目を合わせて2つ、合計10キロまで。受託手荷物(機内預け荷物)は有料(当日支払いの場合2000円)で、15キロ〜40キロまで5キロ単位で追加課金する。
鈴木社長は「ジェットスター・ジャパンの就航で、地理的、心理的な距離が縮まり、親族や友人とのきずなを一層深めてもらいたい。地方の観光業に寄与したい」とコメントした。
なお、機内食はすべて有料(ケータリングはゲートグルメジャパンが担当する)。アルコール6種類を含む17種類の飲み物や、10種類のフードメニュー、スナック8種類を用意する。
種類 | 商品名 | 価格 |
---|---|---|
アルコール飲料 | ビール(アサヒ スーパードライ、350ミリリットル) | 450円 |
赤ワイン(187ミリリットル) | 450円 | |
白ワイン(187ミリリットル) | 450円 | |
サントリー ハイボール プレミックス(350ミリリットル) | 450円 | |
梅酒(250ミリリットル) | 450円 | |
キリン チューハイ 氷結レモン(350ミリリットル) | 450円 | |
冷たい飲み物 | コカ・コーラ(350ミリリットル) | 200円 |
コカ・コーラゼロ(330ミリリットル) | 200円 | |
オレンジジュース(200ミリリットル) | 200円 | |
アップルジュース(200ミリリットル) | 200円 | |
緑茶(280ミリリットル) | 200円 | |
リプトン アイスレモンティー(340ミリリットル) | 200円 | |
ジョージア アイスコーヒー(180ミリリットル) | 200円 | |
水 | ペリエ スパークリングウォーター(350ミリリットル) | 200円 |
ミネラルウォーター(炭酸なし、500ミリリットル) | 150円 | |
温かい飲み物 | コーヒー | 200円 |
日本茶 | 200円 | |
紅茶 | 200円 | |
スナック | おせんべいミックス | 150円 |
バターピーナッツ | 150円 | |
プリングルスポテトチップ(サワークリームオニオン味) | 250円 | |
ナチョス(トマトサルサ付) | 600円 | |
軽食 | おにぎり(梅) | 200円 |
おにぎり(鮭) | 200円 | |
日本そば(茶そば) | 600円 | |
エッグ&ソーセージラップ(温) | 350円 | |
チキンとチンゲン菜のオリエンタル風ラップ(温) | 350円 | |
ツナサンドイッチ | 350円 | |
季節のお弁当 | 550円 | |
甘いもの | ミニオレオクッキー | 150円 |
ポッキー | 350円 | |
オレンジデニッシュ | 250円 | |
明治チョコレート | 200円 | |
スープ | 味噌汁 | 200円 |
ミニチキンラーメンスープ | 300円 | |
クラムチャウダー | 300円 | |
スイートコーンスープ | 300円 |
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