米ホンダ、新型「シビック」をLAオートショーで披露
米アメリカン・ホンダモーターは、マイナーチェンジした新型「シビック」を初披露した。また、2013年1月に新型「アコード プラグインハイブリッド」を発売する。
米アメリカン・ホンダモーターは、開催中の「ロサンゼルスオートショー2012」において、マイナーチェンジした新型「シビック」を初披露した。また、新型「アコード プラグインハイブリッド」が市販のプラグインハイブリッドカーでトップとなる電費を達成したことも併せて発表した。
新型シビックは、新デザインのアルミホイール、低重心・大口開ワイドバンパーなどを採用し、スポーティで先進感のあるエクステリアとした。サスペンションなどのチューニングにより、軽快なハンドリングとスムーズな乗り心地を実現する。北米での価格はセダンが1万8165ドル(約150万円)〜、ハイブリッドモデルが2万4360ドル(約200万円)〜となった。
アコード プラグインハイブリッドには2モーターを搭載
2013年1月に発売する新型「アコード プラグインハイブリッド」は、パワートレインに2モーターの「SPORT HYBRID Intelligent Multi Mode Drive(スポーツ ハイブリッド インテリジェント マルチ モード ドライブ)」を搭載。これはハイブリッド専用に開発したエンジンと、2モーター内蔵のエンジン直結クラッチ付き電気式CVT、リチウムイオンバッテリーを組み合わせたものだ。
走行状況に応じて、モーター駆動と減速回生を行う「EVドライブ」、中・高速クルーズでは低伝達フリクションで高効率なエンジン走行を行う「Engineドライブ」、市街地や力強い加速が必要な場合にエンジンで発電してモーター駆動する「Hybridドライブ」という3つのモードを使い分ける。
ガソリン車の燃費に当たる電費(北米の場合、ガソリン1ガロン当たりの走行マイルと換算するmiles per gallon of gasoline equivalent:MPGeで表示)は115MPGeとなった。
関連記事
- 「クルマ・バイク」インデックス
- 次期フィット ハイブリッドの心臓部? ホンダ、新ハイブリッドシステム発表
本田技研工業は小型ハイブリッドカー向けの次世代パワートレインを発表した。1.5リッターアトキンソンサイクルエンジンにモーターとデュアルクラッチを組み合わせる。 - 米ホンダ、アキュラブランドのフラッグシップセダン「RLX」発表
米ホンダは、「ロサンゼルスオートショー2012」で、ラグジュアリーセダン「アキュラ RLX」を発表した。2013年後半には3モーター搭載のハイブリッドモデルを発売する。 - ホンダ、「シビック Type-R」を2015年に欧州投入――レース仕様車からフィードバック
本田技研工業は、開催中の「パリモーターショー2012」において、2015年を目標に欧州市場で投入する「シビック Type-R」を開発中だと発表した。また、クリーンディーゼルエンジン「i-DTEC」を搭載するモデルも登場する。 - 米ホンダ、SEMAショーにアコードクーペ特別仕様車などを出展
「2012 SEMAショー」に北米仕様のアコードクーペ限定車などが登場。6年ぶりの参加となったアキュラからはILXの25時間耐久レースモデルも。 - 無限のGTレースカー、ステアリングのど真ん中にWindowsシステムを搭載
「MUGEN CR-Z GT」は、ステアリングの中央部に「Windows Embedded CE 6.0」をベースOSとするドライビングアシストコンソールを搭載している。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.