六本木の情報発信拠点「メルセデス・ベンツ コネクション」リニューアル(2/2 ページ)
メルセデス・ベンツが六本木に設けた情報発信拠点「メルセデス・ベンツ コネクション」がリニューアルオープンした。「毎日、気軽に」をキーワードに、メルセデスの世界観を発信する。
体験試乗や物販でメルセデスをもっと身近に
「トライアルクルー」と呼ぶ専門スタッフが、クルマの情報を総合的に案内する「トライアルステーション」も新設した。カフェを目当てにふらっと立ち寄った人が、その先においてあるベンツに試乗したくなったら気軽に体験できる「トライアルクルーズ」を提供する。ほかにも、ここでしか入手できないオリジナルグッズの販売も行う。
2階レストラン奥には、VIPルームやAMGオーナーのためのプライベートラウンジがある(事前予約制)。ここでは特別に用意したAMGモデルを眺めながら、インテリア素材やパーツを実際に手で触れながら、特別な1台をカスタマイズできる予定だ。
会員の4割はクルマを持っていない
「オープン前は、自動車メーカーが本当にカフェやレストランを経営できるのかと不安だった。始めてみたら来場者の多さに忙しすぎて、不安は吹き飛んでしまうくらい大好評だった」と振り返るのは、メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長。
メルセデス・ベンツ コネクションは、「メルセデスをより身近に感じてもらえる場所」としてスタートし、のべ90万人以上の来場者を記録。1日当たりおよそ1800人以上が同施設を訪れた計算だ。男女比は女性が6割だ。
また、無料会員プログラム「メルセデス.コネクテッド」の登録数は1万5000人を超えた。このうち、ベンツオーナーは17.1%に過ぎず、38.3%はクルマそのものを所有していない人だった。
「メルセデスには、富裕層しか相手にしていないといったイメージがある。実際に、『メルセデスのカフェだから、コーヒー1杯2000円するんでしょ』『ベンツのオーナーしか入れないんでしょ』という噂も聞いた。しかし、カフェやレストランの料理、スタッフの気配りを通じて、いままでリーチできなかった多くの人にブランドへの親しみやすさを体感してもらえた。新しい施設でも『毎日、気軽に』がキーワードになる」(上野社長)
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