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ホンダ、アイルトン・セナの鈴鹿最速ラップの走行軌跡とエンジン音を再現:1分38秒041
1989年のF1 日本グランプリ予選でセナが記録した1分38秒041。テレメトリーデータを基に当時の最速ラップの走行軌跡とエンジン音を3DCGで再現した。
本田技研工業は、1989年のF1 日本グランプリ予選で最速ラップ(当時)を記録したアイルトン・セナの走行データを基にエンジン音や走行軌跡を3DCG化したWebコンテンツ「3D-View」を公開した。
この最速ラップは、3.5リッターV型10気筒エンジンを搭載する「マクラーレン ホンダ MP4/5」で出した1分38秒041。テレメトリーデータから実際のアクセル開度やエンジン回転数、車速変化などを解析し、エンジン音と走行軌跡を再現した。カメラ位置は、固定カメラ、バードビュー、オンボードの3種類から自由に選べる。
このコンテンツは、同社の「Ayrton Senna 1989」プロジェクトの一環。これまでに、鈴鹿サーキットを使ってセナの最速ラップを音と光の演出で再現したムービー「Ayrton Senna 1989」や、MP4/5のサウンドを自分が運転するクルマと同期できるiPhone用無料アプリ「Sound of Honda」を提供している。
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