IDC Japan、国内UNIXサーバ市場のベンダー動向を発表
IDC Japanは、国内UNIXサーバ市場のベンダー動向を発表した。
2000年下半期をピークに縮小を続ける国内UNIXサーバ市場は、低価格のx86サーバに新規システムの構築需要を奪われるようになり、更新需要が主体となっている。2003年における同市場は、HPが33.1%のシェアを獲得し、3年連続でトップを維持。HPとIBM、サン・マイクロシステムズ、日立製作所、富士通の5ベンダーで97.4%を占めている。
同社では、独自の分析ツールを用いて上位5ベンダーのポジショニングを測定。営業力、製品競争力、パートナーシップ、グローバルカバレージ、財務力を評価項目とする「シェア獲得能力」と、市場支配の可能性、認知度、業界標準となる可能性、市場シェア、製品の幅を評価項目とする「機会獲得能力」の2つの評価基準によって測定・分析している。
この分析によると、HPは、「シェア獲得能力」「機会獲得能力」がともに高い「Leadership」に分類された。また、IBMは、シェア獲得能力は高いが機会獲得能力に課題がある「Niche」に、富士通とサン・マイクロシステムズは、機会獲得能力は高いがシェア獲得能力に課題がある「Legacy」にそれぞれ分類された。
シェア獲得能力で最も高い評価となったのはHPで、その理由として、販売パートナーの営業力が強いこと、メインフレームに製品ラインアップを持たず、営業リソースをUNIXサーバに集中できることなどを挙げている。
また、機会獲得能力で最も高い評価となったのは、サン・マイクロシステムズ。インターネットが拡大した1990年代後半から2001年にかけ、大量のUNIXサーバを販売したことで、インストール台数が多く、市場における認知度が高いこと、「Solaris」を扱える技術者が多いことなどが高評価に寄与した。
なお、ここでいう「UNIXサーバ」は、「RISCプロセッサを採用し、UNIXを搭載しているサーバ」もしくは「EPICプロセッサ(Itaniumプロセッサ)を採用し、UNIXを搭載しているサーバ」に含まれるサーバを指している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
豪雨被害の千葉で「通れた道マップ」トヨタが公開 直近3時間の通行実績が分かる
-
2
河川監視のライブカメラ水没か――千葉豪雨、村田川の映像が水中に 「こんなの初めて見た」
-
3
千葉県の豪雨から一夜 2万軒超で停電続く 千葉市では2260人が避難
-
4
サービス終了した「Link!Like!ラブライブ!」開発元が破産 負債103億円超 東京商工リサーチ
-
5
東京ガス子会社、社員が飲酒後にPCを紛失 個人情報約2万件を保存
-
6
「水没した車、自分でエンジンかけないで」「EVはむやみに触らないで」 火災発生のおそれ
-
7
千葉の「通れた道」、JARTIC地図で確認可能に トヨタやホンダなど5社のデータを集約
-
8
千葉の豪雨、変電所の装置も水に浸かる……東電PG、現場写真を公開
-
9
ニチレイ、7月のサイバー攻撃で漏えいの可能性 グループ従業員の氏名や社用メアドなど
-
10
熊本「通れた道」マップ、トヨタが公開 ホンダも「通行実績情報マップ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR