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» 2006年08月15日 15時10分 UPDATE

デジタルワークスタイルの視点:仕事にも意外と使える――mixiメッセージ活用術

利用者が500万人を突破したという「mixi」。このmixiに備わった機能を仕事にも活用してみよう。今回はメッセージ機能に注目してみた

[徳力基彦,ITmedia]
st_mi00.jpg mixi

 今や日本の代表的なネットサービスの1つとなった感もあるmixi。利用者が500万人を突破したというニュース(関連記事)もあり、若い世代ではほとんどがmixiのIDを持っている――という状況になりつつあるようです。

 そんな中、個人的に注目しているのがmixiのメッセージ機能。日記やコミュニティのような代表的な機能に隠れて意外に目立たないメッセージ機能ですが、実は普通のメールと比べても、一歩進んだ機能を持っているのをご存知でしょうか。今日はそんなmixiメッセージの特徴を活かした活用術をご紹介したいと思います。

仕事にも意外と使えるmixiメッセージの3つのポイント

  • mixiメッセージはスパムに強い
  • マイミク一覧がメールアドレス帳代わりに
  • 最終ログイン時間が既読確認に

mixiメッセージはスパムに強い

 最近スパムメールが急速に増えているのは、皆さんもご存知だと思います。迷惑メールフィルタも進化して、ある程度はじくことはできるようになってきましたが、メールという仕組み上、完璧に排除するのはなかなか難しいのが現状です。というのも、通常、メールでは受信側にメール受信選択の余地がない上に、送信者偽装が簡単なためです。つまり、送信側が非常に強い仕組みである――といえるでしょう。

 一方、mixiメッセージであれば、受信者側がある程度コントロールできる余地があります。設定画面から、IDを指定してアクセスをブロックできますし、スパムメールを送ってきた人をmixiに通報することも可能です。こうして受信者側が重視されている仕組みですから、実質スパムフリーに近い状態を作ることができるため、普段のメールとは別に、必ず読んでほしいメッセージはmixiから送るという使い分けをすることができるわけです。

st_mi01.jpg メッセージ画面

マイミク一覧がメールアドレス帳代わりに

 さらにmixiメッセージで特徴的なのがアドレス帳です。もちろん、mixiには「アドレス帳」機能はありませんが、逆に写真から相手を選択して、そのままメッセージを送ることができます。

 通常のメールソフトで相手にメールを送るには、相手のメールアドレスを知っているのが大前提となります。メールソフトによっては、過去に送付したメールアドレスを記憶してくれるものもありますが、思い出せなくて困ることも多いと思います。

 それがmixiであれば、相手のメールアドレスを知らなくてもマイミクリストから相手のページを見つけて、メッセージを送ることができます。メールアドレスは、転職や転勤によって変わる事がありますが、mixiのIDは退会して再入会しない限り変わりません。メールアドレスを知らない人、忘れてしまった人、久しぶりの人にメールを送りたい場合には重宝するツールといえるでしょう。

st_mi02.jpg マイミク一覧

最終ログイン時間が既読確認に

 通常のメールにないmixiメッセージのもう1つの特徴は、最終ログイン時間です。mixiでは、メンバーの写真の下に大体の最終ログイン時間が表示されています。通常のメールでは、相手が読んだかどうかを知るすべは基本的にありません。メールを送ったものの相手が読んでいるかどうか分からずにやきもきしたという経験は少なくないでしょう。

 そこで、mixiでメッセージを送れば、最終ログイン時間を見ることで、相手がメッセージを読んでくれたかどうかを大体把握することができます。依頼した仕事が締め切りを突破している人に、確認メールを送ったりするのに使うといいのではないでしょうか。ただ、最終ログイン時間を更新しない裏技もありますし、mixiモバイルでmixiを使っている人はメールを見ることはできませんので、あまり過信しないように注意が必要です。

 もちろん、mixiで仕事の話をしたくない人もいるでしょうし、mixi以外のSNSも同様の仕組みがありますから、mixiのメッセージ機能にこだわる必要はありません。ただ、シーンによってコミュニケーション手段を使い分ければ、より効率の良いコミュニケーションが実践できると思いますので、よければ一度試してみてください。ちなみに、mixiメッセージでは月額315円の「mixi プレミアム」を契約しないと60日間しか古いメッセージが保存されませんので、ご注意を。

st_mi03.jpg mixiでは、メンバーの写真の下に大体の最終ログイン時間を表示している

筆者プロフィール 徳力基彦(とくりき・もとひこ)

NTT、ITコンサルを経て、現在はアリエル・ネットワーク株式会社プロダクト・マネジメント室マネージャ。ビジネスパーソンの生産性向上のためのソフトウェアの企画・開発やコンサルティング業務に従事するほか、グループウェアやブログ、仕事術などに関する執筆・講演活動を行っている。ブログは「ワークスタイル・メモ」と「tokuriki.com


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