PCで作成した資料にペンで手書き入力

ゼブラウイングの「手書きダイレクト」は、Word、Excel、PowerPointで作成したファイルに、ペンで手書き入力ができるソフトウェアだ。PowerPointの一部のバージョンとWordとExcelのほぼすべてのバージョンで、手書きした内容を各々のファイル形式で保存できる。

» 2006年08月31日 14時23分 公開
[吉田有子,ITmedia]

 プレゼンテーションが盛り上がってくると、質疑応答も活発になる。そんな時、思わずPowerPointの画面に書き込みたくなる――。ゼブラウイングの「手書きダイレクト」は、Word、Excel、PowerPointで作成した資料に、ペンで手書き入力ができるソフトウェアだ。価格は3万6750円。

 ソフトウェアをインストールし、ディスプレイにベースユニットとクリア保護ボードを取り付けて、その上から専用ペンで書き込むことで、作成したドキュメントファイル上に書き込むことができる。

 WordとExcelの97〜2003で書き込みと、オブジェクトとしての保存が可能だ。また、PowerPointの97/2000でファイル作成時の書き込み・保存が可能。PowerPointの97〜2003ではスライドショー実行時の書き込みができるが、PowerPoint形式での保存はできない。また、PowerPoint 2003の「ペン注釈機能」を付属のペンで使うことができ、これはPowerPoint側の機能として保存できる。

 また、いずれの場合にも書き込み済みのファイルを「ホワイトボード」と呼ばれるオリジナルのファイル形式に出力することができ、これをJPEGやPNGなどの画像に変換できる。

 プレゼンで使用している様子は、ゼブラウイング内「手書きダイレクト」商品ページの動画でも見ることができる。

 なお、ペンから超音波を出して、ベースユニットで受信することで書き込んでいるため、この超音波が干渉する一部のノートPCでは利用できない。利用できないPCの一覧を製品サイトで公開している。

ディスプレイに貼り付けた保護ボードの上から書き込む

書き込んだ画面の様子


8/31 17:10

 本文中に「超音波と干渉する電波を出している一部のノートPCでは利用できない」とありましたが、「PCからも超音波を発するとき、この製品の超音波と干渉する場合があり利用できない」が正しい表現です。お詫びして訂正します。

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