水深1.5メートルで30分間利用できるSDHCメモリカード仕事耕具

JIS保護等級8級相当の防水性能を備えた「MICRODIA SDHCメモリカード」は、水深1.5メートルの水中でも30分間の利用が可能なため、雨天撮影や水中撮影など過酷な環境にも対応できるという。

» 2007年05月07日 13時54分 公開
[鷹木創,ITmedia]

 リンクスインターナショナルは、過酷な環境でも利用可能な「MICRODIA SDHCメモリカード」を5月12日に発売する。価格は4Gバイトモデルで店頭予想価格8400円〜。

左からエントリーモデルの「XTRA」シリーズ、ミドルレンジモデルの「XTRAPlus」シリーズ、ハイエンドモデルの「XTRAPRO」シリーズ

 MICRODIA SDHCメモリカードは、JIS保護等級8級(水中型)相当の防水性能を備えた。水深1.5メートルの水中でも30分間の利用が可能なため、雨天撮影や水中撮影など過酷な環境にも対応できる。静電気による破壊を防ぐため、±15Kボルトの静電気を放電。乾燥した地域や季節でも利用できるという。これまでも防水性能を備えたSDHCメモリカードは他社から発売されていたが、リンクスインターナショナルによれば「JIS保護等級で8級相当の製品は珍しいのではないか」という。

 動作する温度は摂氏マイナス40度〜85度。湿度は5〜95%。15Gまでの振動や、1000Gまでの衝撃にも耐える。1.5メートルの落下テストもクリアした。読み書き/消去は10万回、抜き差しは1万回以上、平均故障間隔は100万時間だという。

 SDHCメモリカードは、読み書き時のデータ転送速度に応じた「SDスピードクラス」として、「Class2」「Class4」「Class6」の3クラスがある。今回発売されるのは、読み書き時のデータ転送速度が最低4Mバイト/秒のClass4と、最低6Mバイト/秒のClass6に対応した製品だ。

 Class4対応52倍速のXTRAシリーズとしては、4Gバイトの「XTSDHO52-GOO4」(店頭予想価格8400円)と8Gバイトの「XTSDHO52-GOO8」(同1万9800円)。同じくClass4対応82倍速のXTRAPlusシリーズが、4Gバイトの「XTSDHO82-GOO4」(同1万1900円)、8Gバイトの「XTSDHO82-GOO8」(同3万1700円)。受注清算ながら、16Gバイトの「XTSDHO82-GO16」(同約24万円)も用意する。

 また、独自の高速化技術「EPM(Enhanced Processing Management) Technology」を採用し、データ転送速度が24Mバイト/秒に達するClass6対応16O倍速XTRAPROシリーズとして、4Gバイトの「XTSDH16O-GOO4」(同2万1400円)、8Gバイトの「XTSDH16O-GOO8」(同6万2100円)、16Gバイトの「XTSDH16O-GO16」(同約43万円)。こちらの16Gバイトモデルも受注生産となる。

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