ウィンドウを表示したままデスクトップ上のアイコンにすばやくアクセスする3分LifeHacking

いちいち全ウィンドウを最小化することなく、すばやくデスクトップ上のアイコンにアクセスしたい。こんな場合に便利なのが「Vanisher」だ。

» 2007年09月10日 12時07分 公開
[kizuki,ITmedia]

 画面いっぱいに複数のウィンドウを立ち上げている最中に、一瞬だけデスクトップ上のアイコンにアクセスしたい場合がある。こうした場合、ウィンドウをいちいち最小化してデスクトップを表示させるのは、非常に面倒だ。

 もちろん[クイック起動]バーの「デスクトップの表示」をワンクリックするか、もしくは[Windows]キー+[D]を押せば、全ウィンドウを最小化できるのは知っている。しかし、すべてのウィンドウを最小化すると作業がいったん途切れる。大した途切れではないのだが、なんとなく気勢がそがれてしまう気がしないでもない。いや、ズボラこの上ないのは分かってはいるのだが。

 こうした場合に便利なのが「Vanisher」だ。インストールすると、デスクトップの左端をクリックするだけでウィンドウの左端数センチが透けて、デスクトップが表示されるようになる。デスクトップ上にマイコンピュータやマイネットワーク、マイドキュメントを左上から並べている状態であれば、わざわざ覆っているウィンドウを最小化しなくても、それらにすばやくアクセスできるようになるのだ。

Vanisherの設定画面。画面の上下左右どこを透過させるか、また透過の幅やバーの色などは自由に変更できる
Vanisherをインストールした状態。左端に表示された細い緑色のバーがお分かりだろうか
このバーにポインタを移動させてクリックすると、ウィンドウの左端が透けて、デスクトップを表示する。デスクトップ上のアイコンにすばやくアクセスできるようになるわけだ。なお、操作せずにいると10秒ほどで元の状態に戻る

 標準では画面の左端が透けて見えるようになっているが、設定を変更すれば上下左右どの部分でも透過可能だ。

 また、透過するウィンドウを個別に指定できるので、例えばiTunesだけを消去しない設定にしておけば、ワンクリックでiTunesの左端のプレイリスト一覧だけを表示させる、なんて芸当もできる。設定が多少ややこしいのが難だが、デスクトップ上に利用頻度の高いアイコンを置いている場合などは重宝するソフトだ。

iTunesを透過しない設定にしてみた
設定変更し、ウィンドウ左端を透過した。iTunesは透過されず、左端のプレイリスト一覧が表示された。すばやくプレイリストを変更したい場合に便利だ

本日のレシピ
ソフト名 利用料 対応OS 作者
Vanisher 無料 Windows XP/2000/NT/Me/98 樋口まぐを氏

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