携帯電話を机から落とさないための滑り止め3分LifeHacking

仕事中は携帯電話を机の上に置いているという人は多い。だが、机で作業していると書類などがあたり、携帯電話を落としてしまうことも多い。最悪壊してしまうケースもあるが、落とさないための滑り止めってないのだろうか。

» 2008年07月25日 19時35分 公開
[小林誠,ITmedia]

 仕事中に机の上に携帯電話を置いている人は多い。しかし仕事に集中するとつい携帯電話の存在を忘れ、間違って手を携帯電話にぶつけてしまい机から落としてしまった、もしくは書類をどかそうとして携帯電話を落としてしまった――なんてことはないだろうか。携帯電話を落とせば傷がつくし、下手をすれば故障してしまう。紛失につながることだってあるだろう。

 そんな携帯電話の転落を防ぐ「滑り止め」をご存知だろうか。携帯電話本体の裏側にペタペタと張るだけだが、その効果は侮れない。「イーグリップス」と「スリップガード」だ。

左はイーグリップス。オンラインでも売っているが2000円前後する。筆者が店頭で購入したものは5×2.5センチほどのサイズで630円と手頃な価格だ。ちなみに写真は「ホウシャセン」バージョンで、ほかにもいくつかバージョンがある。右はスリップガード。1.3×1.3センチの正方形の小片を4つ同梱。携帯電話用とうたってはいるが、iPodやiPhoneなどのスベリ止めにも使える。こちらは1セット500円

 「イーグリップス」は表面に細かく丸い凸凹があるのが滑らない秘密のようだ。実際に動画を見てもらえれば分かるように、滑り始めてもゆっくりと落ちていくのが分かるだろう。

 筆者のイーグリップスは購入からすでに4カ月以上経ち、当初と比べると滑りやすくなってしまったのだが、それでもこの滑りにくさ。平坦なところに置いておけば十分効力を発揮するだろう。

 シール自体の厚さは1ミリもないので収納でかさばることもない。ただし、滑りにくくなるのでポケットへの出し入れがスルッと入っていかないこともある。筆者の感覚では、ひっかかるのは一瞬でそれほど困るということもなかった。むしろ携帯電話がポケットからスルッと落ちてしまった、なんてことを防げるとも考えられる。

丸い凸凹が細かく付いている。これが滑らない秘密で、特許出願中の技術だ。材質はハサミで切れるほど柔らかく、形も加工できる

裏側がシールになっているのでこのように携帯電話に張り付ける。張り付ける面は汚れやホコリ、凸凹がないところがベスト。見事に滑らない。このときは大体45度の角度。スベリ止めがないと携帯電話は簡単にあっさりと落ちてしまう

 もう1つの「スリップガード」は4つの小さなシートを張るタイプ。スベリ止めだけでなく、バイブレーターの振動吸収とおサイフケータイを改札にタッチする際の損傷防止も兼ねている。

4つとも同じ形で、裏側はシールになっている

 購入したばかりということもあり、その滑り止め効果は絶大。ほとんど垂直に近くても滑らない。逆に滑り始めると先ほどのイーグリップスが徐々に落ちたのと違い、突然落ちてしまったが、机の上に置くなら問題ないだろう。

 触感は硬いゴムのようで厚さは2ミリ程度。イーグリップスよりもポケットにはスムーズに入るが、そのぶんポケットからポロリと落ちるかもしれない。また、紙の上に置くと紙とくっついてしまうので、表面をはがしてしまう場合がある。置く場所には気をつけたほうがいい。

携帯電話の四つ角に張ることを推奨しているが、あえてイーグリップスと同じような位置に張ってみたら、まさに驚異の滑り止め効果。垂直近くまで立てても落ちなかった。これは滑らせている台が紙製の箱のため、スリップガードがかなり強く吸着していたためだ。案の定、箱の一部がはがれた

 これら2つの製品なら机の上に置いておくだけでしっかり位置をキープ。上に書類がかぶさっても携帯電話は動かない。荷物に押されて机から落ちる、なんてことも防げる。もし落ちそうになってもキャッチできる可能性もある。どちらも平面ではないところでは効果が薄いが、机の上に携帯電話を載せるのなら滑り止め効果はある。

本日のレシピ
製品名 価格 販売元
イーグリップス 630円(東急ハンズ渋谷店) ファルコン(輸入元:ライセンステクノロジー)
スリップガード 500円(ヨドバシカメラ横浜西口店) サンシックス

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