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» 2008年08月29日 18時00分 UPDATE

企業内情報のiGoogle――Salesforceなどをマッシュアップできるダッシュボード「Afrous Dashboard」

企業内のエンタープライズダッシュボードにも、マッシュアップの波。Salesforceなどのデータを、ユーザーが自由にマッシュアップしてダッシュボードを作れるサービスが登場。

[斎藤健二,ITmedia]

 iGoogleのように企業内の情報を並べて表示して、自由に位置や内容を変更できたら、業務効率が大きく上がるはず。マッシュマトリックスが発表した企業向け情報ダッシュボード「Afrous Dashboard」は、ユーザーが自分でサービスを選択してマッシュアップ画面を構築できるサービスだ。

 「従来のEIPソリューションは導入に時間がかかり、しかも導入したら後戻りできない。(Afrous Dashboardなら)Webブラウザを使えばすぐに使える」と同社の冨田慎一社長はメリットを話す。

ks_afrous.jpg 技術的には、すべてJavaScriptで作られている。認証と設定の保存には同社のサーバを使うが、その後はユーザーのブラウザ側から各種サービスのAPIを呼び出して利用する。Afrous Dashboardの動画デモ画面はこちら

 最初のステップとしては、Salesforceのデータをユーザーが自由に引き出して表示できる仕組みを用意した。単にリストやグラフを表示するだけでなく、それぞれを連動させられる点が大きな特徴だ。

 例えば、社名リストでA社を選ぶと、グラフにはA社の売上げ高を表示する――。そんな連動がプログラミングの知識なく可能だ。

 現在は、Salesforceのほか、GoogleやAmazonなどコンシューマ向けサイトで提供されているWeb APIをマッシュアップ可能。次の展開としては、「サーバ内のCSVやXMLのファイルをHTTPを使った通信で読み込んでマッシュアップできるようにする予定。またHTMLページを解析して使えるようにしたい」と冨田氏。

 ただし現在のところ、Afrous Dashboardはデータを閲覧するツールという位置づけで、何かを入力して登録するといった用途は想定していない。

 9月2日よりセールスフォース・ドットコムのAppExchangeマーケットプレイスを通じて提供を開始する。最初の3カ月間は無償で利用できる。その後は有償とする予定だ。

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