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» 2008年10月30日 13時53分 UPDATE

シゴトハッカーズ:失敗したときに立ち直る方法を知るのだ (1/4)

失敗して立ち直れない……ってことありますよね。達人の2人は、そんなときに立ち直るための実践的な方法を編み出して使っています。

[大橋悦夫、佐々木正悟,ITmedia]
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大橋さん、佐々木さん、失敗したときに立ち直る方法は何ですか? 教えてください!

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まず、立ち直る必要があるということは、非常にネガティブな何かに巻き込まれたからだと思うのですが、そうした事件について、記録を取ると落ち込んだ気持ちから立ち直りが速いという心理実験があります。ので、私はこれをときどき実践します。具体的には、A5のノート1ページを目安に夜寝る前に書きます。

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どんなことを書くのですか?



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何かいやなことがあったとします。それについて、できるだけ客観的に「記録」を取るつもりで書きます。私はよく自分の書いた本についての評判をチェックしているのですが、多くはブログのブックレビューのチェックなんです。それについてはだいたい心構えができているので、ちょっとくらいネガティブなレビューでも気にならなくなってきたのですが、たまたま、自分の名前を検索してしまったときがあって、それがなかなか厳しいことを書いていて、すごくへこみました。


tati1.jpg 佐々木さんが記入したノート
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なるほどなるほど。それで、どのようにノートに書いたのですか?


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ほとんどこの写真ままです。検索して、書評を見つけて、それにこれこれこういうことが書いてあった、と。A5ノートに1ページ分くらい。細かく、繰り返しですね。


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このように書き出すだけで、落ち込みからの回復が早いのですか?


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私自身の解釈としては、人がネガティブな経験で落ち込むのは、二度とそういう目に合わないようにしようという生物の本能のようなものだと思っています。つまり、ネガティブな事件のことを記憶に留めておこうとするわけです。しかし、落ち込みから回復するには忘れるのが一番いいので、脳に、「もう書いておいたから、覚えておかなくていい」とメッセージを送ることで、忘却を早めることができると思っています。


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なるほど、GTDの「書き出して頭をスッキリ!」に似ていますね。


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はい。たしかに似たところがあると思っています。

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