“Not To Do”を用意するのだシゴトハッカーズ(1/5 ページ)

「○○をしない」というNot To Do。「最後までやり抜かない」など“しないこと”も含めて、毎朝チェックするといい10項目を用意しました。今年1年のお供にどうぞ!

» 2009年01月15日 12時41分 公開
[大橋悦夫、佐々木正悟,ITmedia]

大橋さん、佐々木さん、今年1年が本格的に始まるわけですが、目標も立てたし、次はくじけないように自分を励ます何かを用意しておきたいですよね。何か役立つものを教えてもらえませんか?

午前中はメールチェックをしない。ということです。


メールという割り込みをできるだけ避けて、集中する時間を作ると。


メールをチェックすると、そこからいろいろと「やるべきこと」や「やりたいこと」が発生してしまい、結果として時間を浪費してしまいます。そこで、そもそも「見る」ということを最初から封印してしまうことで、派生的な行動への流れを絶って午前中にもっと生産的なタスクへ回す時間を確保したい、ということですね。

仕事に取りかかる前に、当日に予定している仕事について、A〜Eの5つのランクをつける

  • A:それをしなければ重大な支障をきたすもの。締め切りが迫っているかどうか、というよりもロングスパンで重要と判断できるもの(顧客に電話する、来週の会議資料を作るなど)
  • B:Aほどではないが「やるべき」と思える仕事
  • C:したほうがいい仕事
  • D:ほかの人に任せてもいい仕事
  • E:しなくてもいい仕事

 シンプルですが、必ず5つのうちどれかのラベルを付けるようにすることで、相対的にその日に完遂すべき仕事が浮かび上がってきます。逆にいえば、実は「しなくてもいい仕事」があることに気づくはずです。

なるほど、ToDoを作るときではなく、それをやる日に、あらためて優先順位を見直すわけですね。

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