白衣のポケットに医学辞典――セイコー、医学コンテンツ収録の電子辞書2機種仕事耕具

セイコーインスツルは、「ステッドマン医学大辞典 改訂第6版」「医学書院 医学大辞典第2版」などの医学コンテンツを収録した電子辞書「SR-A10001」「SR-A10001M」を発売する。

» 2009年02月10日 15時16分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 セイコーインスツルは、「ステッドマン医学大辞典 改訂第6版」「医学書院 医学大辞典第2版」の2冊の医学大辞典を収録した電子辞書「SR-A10001」「SR-A10001M」を3月上旬から順次発売する。両機種とも価格は7万6500円。

通常サイズで、ノートPCのようなキーボード「カイテキー」を搭載した「SR-A10001」(左)と、白衣のポケットにも入るというコンパクトサイズの「SR-A10001M」(右)

 「SR-A10001」「SR-A10001M」は、「ステッドマン医学大辞典 改訂第6版」(メジカルビュー社)や「医学書院 医学大辞典 第2版」「治療薬マニュアル2008」(医学書院)を収録した、医療従事者向けの電子辞書。医学書以外にも、「広辞苑 第六版」(岩波書店)「ブリタニカ国際大百科電子辞書対応小項目版」(ブリタニカ・ジャパン)といった基本コンテンツを収録している。

 SR-A10001は、ノートPCのようなキーボード「カイテキー」を搭載したモデルで、SR-A10001Mは白衣のポケットにも入るというコンパクトモデル。どちらもコンテンツ内容や機能は同じで、「卓上で使う機会の多い人はSR-A10001、日常持ち歩く機会の多い人はSR-A10001Mがおすすめ」(セイコーインスツル)だという。

 同一画面で2つのコンテンツを開いて同時に使える「ツイン検索機能」や、行間を広げたりけい線を表示したりして文章を読みやすくする「表示スタイル機能」などを搭載。モノクロディスプレイには、文字や図版、表が見やすい「くっきリアル液晶」を採用した。

 電源は付属の充電式リチウムイオン電池で、連続表示時間はSR-A10001が約25時間、SR-A10001Mが約30時間。同梱のACアダプターも使用できる。サイズは、SR-A10001が142.3×109.5×25.0ミリ(幅×奥行き×厚み)、重さは約252グラム(電池含む)。SR-A10001Mが116.2×78.2×18.5ミリ、重さは約145グラム。

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