シャープは、メインディスプレイと手書きパッドの「Wタッチパネル」を採用した電子辞書「Papyrus PW-AT790」を発売する。手書きパッドが従来機に比べ約30%大きくなり、ペンタッチでかな入力が行える「かなタッチ入力」も新たに採用した。
シャープは、メインディスプレイと手書きパッドの「Wタッチパネル」を採用した電子辞書「Papyrus PW-AT790」を2月20日に発売する。オープン価格で、実勢価格は3万円前後の見込み。
手書きパッドが従来機に比べ約30%大きくなり、複雑な漢字も入力しやすくなった。読めない漢字も見たままに書き込むことで、読みや意味を調べられる。また、手書きパッドに表示するソフトウェアキーボードを使い、ペンタッチで簡単にかな入力が行える「かなタッチ入力」も新たに採用した。
モノクロメインディスプレイもペンタッチに対応し、メニューリストや音声マークをペンでタッチすれば、画面の切替や英単語の音声再生ができる。表示中の単語や文章をペンでなぞると、「マーカー(マーカーを引く)」「音声(英単語などを音声再生)」など、使用できる機能を表示する「なぞって&タッチ」機能も搭載し、操作性と機能を向上した。
内蔵コンテンツは、図や音声機能を利用できる「広辞苑 第六版」(岩波書店)や、約1200点のイラストと図版を収めた「ブリタニカ国際大百科事典」(ブリタニカ・ジャパン)、約10万語のネイティブ音声が聴ける「ジーニアス英和辞典 第4版」(大修館書店)など全100コンテンツを収録した。
サイズは146.0×105.8×22.1ミリ(幅×奥行き×高さ)、重さは約323グラム(電池、タッチペン含む)。電源は単四形乾電池2本で、アルカリ乾電池使用時には約120時間の連続表示ができる。本体カラーはパールホワイトとブラウニッシュブラックの2色を用意。イヤフォン、タッチペン、単四形アルカリ乾電池2本などが付属する。
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