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» 2009年08月11日 09時30分 UPDATE

アイデア・スイッチ:優れた発明家たちの思考手順を再現する「9Windows」 (1/2)

アイデアを考え出すこととは、「既存の要素をたくさん集め、シャッフルし、新しい組み合わせをつくる」こと――今回は斬新なアイデアがほしいときに効率的な発案のステップ「創造の手順書」について紹介します。最終回を記念しプレゼントも用意しました!

[石井力重,Business Media 誠]

「アイデア・スイッチ」とは?

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 人間の頭には、アイデアを作り出す機能があります。頭を「次々と発想を生み出す装置」と表現するならば、困ったことにこの装置はとても不安定で、あるときはどんなに動かそうとしても、まったく作動してくれないことがあります。どこかに隠れている起動スイッチでもあれば便利なのに、と思いませんか?

 創造手法の専門家たちは、これまでに、さまざまな「アイデア創出方法」を見いだしています。つまり、「発想装置」を起動するための「スイッチ」が、実は存在しているのです。

 今回ご紹介する「アイデア・スイッチ」は、日本実業出版社から発売した『アイデア・スイッチ 次々と発想を生み出す装置』から抜粋しています。




 優れたアイデアを考え出したときの思考の流れを再現できたら、次のアイデア出しのときにとても便利です。しかし、創造的思考は一本道のようなスタイルではなく、複雑な過程であるため、いざ再現してみようとしたときにはうまくはできないことが多いと思います。

 創造技法のいくつかの分野では、人が時間をかけてすばらしいアイデアにたどり着く複雑な思考過程からエッセンスを抽出し、効率的な発案のステップ「創造の手順書」を作り出して活用しています。

 これは、新製品や事業構想のコア・アイデアになるような、既存の発想を大きく超えるアイデアを考え出すものです。複数の思考ステップのひとつひとつは比較的単純ですが、積み重ねた先には、当初は思いつかなかったようなアイデアを見いだすことができます。

 また、企画の方向性そのものを発案しないといけない、という状況では、何を手がかりに方向を定めたら良いかと迷うものですが、この章の最後の手法は、そうした状況にも一定の解決を与えてくれます。

 この章では次のメソッドを紹介します。

方法 効果
新事業アイデアを見つける発想法「531ストレンジ」 熟成した事業分野には、新事業アイデアがたくさん眠っています。それを引き出します。
確実に新製品を発想する方法「9windows 優れた発明家たちの思考手順をモデル化した9ステップで、確実に発想できます。
従来の延長線上にないアイデアを出す「エクストリーム・ゴール 平凡なアイデアしか出ない状況で、根本からやり方を変えるアイデアを引き出します。
革新的なアイデアを発案する方法「TRIZ理想解 物事が最終的にたどり着く状態をイメージし、その方向に3年分進めた姿を考えます。
※詳しくは『アイデア・スイッチ 次々と発想を生み出す装置』でご確認ください。

 「ああ、斬新なアイデアがほしい!」というときは、自分の目的に合ったものを選んで、ぜひ試してみてください。予期せぬアイデアがきっと見つかります。

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