LIHIT LAB.、スマホ連係文具に進出――ホワイトマグネットシート、ノート、ダイアリーをリリースISOT 2013

文具メーカーのLIHIT LAB.が、スマートフォンと連係した文具をリリース。ホワイトマグネットシートとノート、ダイアリーを展開する。

» 2013年07月01日 18時20分 公開
[後藤祥子,Business Media 誠]
Photo ホワイトマグネットシートに書いた手書きデータを、簡単操作でデジタルデータ化できる。四隅にある三角がゆがみ補正用のマーカー

 ISOT(国際文具・紙製品展)のLIHIT LAB.ブースには、スマートフォンとの連係を図った文具が展示されていた。エレコムが提供する無料のスマホ/文具連係アプリ「SMAFO BUNGU - with」とのコラボレーション製品で、ホワイトマグネットシートとコロモガエ カバーノート、コロモガエ ダイアリー2014の3種を提供する。

 SMAFO BUNGU - withは、ノートやホワイトボードなどに書いた手書き文字をデジタル化するアプリ。対応文具には専用マーカーが用意され、手書きデータをスマートフォンのカメラで撮影すると、ゆがみを補正した形でデジタル化される。データはEvernote、Dropboxといったオンラインストレージに保存できるほか、Twitter、Facebookに投稿したり、エレコムの予定管理アプリ「スケジュールストリート」に登録したりできる。

 ホワイトマグネットシートは、丸めて持ち歩けるマグネット式のホワイトボードでA2、A1、A0の3種をラインアップ。製品には撮影用マーカーのマグネットが付属し、マグネットシートの四隅に貼っておけば、斜めから撮影した場合でもゆがみのない画像を得られる。

Photo 斜めから撮影して台形にゆがんでしまった場合でも、マーカーを貼っておけばそれを検知して自動で補正される。画像はオンラインストレージに保存したりSNSで公開したりできる

 コロモガエ カバーノートは首から提げられるメモ(8穴)とA6サイズ(17穴)、A5サイズ(24穴)のノートをラインアップ。それぞれのノート用に、四隅にマーカーがプリントされたインデックスシートが用意され、保存したいページの上にインデックスシートを重ねて撮影することでデジタルデータ化できる。

 コロモガエ ダイアリー2014はA5サイズ(24穴)、B6サイズ(21穴)の2種で、A5はマンスリータイプ、B6はマンスリータイプとウィークリータイプがある。こちらもマーカーがプリントされたインデックスシートを使ってデジタルデータ化することが可能だ。

 いずれも、表紙やシートを入れ替えて衣替えできるのがポイント。気分に合わせて手軽にイメージチェンジできるのが楽しい製品だ。

Photo メモ帳は首から提げて利用する

Photo それぞれのサイズに合ったマーカー入りインデックスシートを用意している

Photo シートを入れ替えて衣替えできるのがポイント。カバーにはカードホルダーやスマホ収納ポケット、ペンホルダーが付属する

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