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» 2013年11月07日 10時00分 UPDATE

ベンチャー企業オフィス100選【ジンコーポレーション編】:「ミュゼプラチナム」など急成長、ジングループのオフィス選びのポイントは?

国内・海外合わせてグループ会社10社を展開するジングループ。急成長を続けるジングループの代表取締役社長・高橋仁氏にオフィス選びのポイントを聞いた。

[オフィス通信]

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shk_office.jpg ビルディンググループ

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本記事は「オフィス通信」で掲載した記事を一部抜粋・編集して掲載しています。


 2002年8月に福島県郡山市で創業し、今や国内・海外合わせてグループ会社10社を展開するジングループ。その内訳は、脱毛サロン『ミュゼプラチナム』の経営を主とする「株式会社ジンコーポレーション」、不動産仲介業および『麺家くさび』や『博多長浜屋台 あぁ博多人情』などのラーメン店の経営を行う「株式会社ジンコミュニケーションズ」、『ミュゼプラチナム』の海外出店と運営・管理や化粧品ブランドである『LIBOTE』の商品開発や販売を行う「株式会社ジンインターナショナル」、グループ内の広告の統括・管理を行う「株式会社ジンズブレイン」。

 安心・安全・高品質をコンセプトに独自のスキンケアブランドを展開する「株式会社ジンコスメティックス」、国内・海外旅行事業およびWeb事業を手掛ける「株式会社ミュゼトラベル(9月17日よりジンジントラベルから社名変更)」、芸能プロダクション・マネジメント事業である「株式会社ラバフロウ・レコーズ」など多岐にわたる。急成長を続けるジングループの代表取締役社長・高橋仁氏は言う。

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30万都市に1店舗という出店戦略で全国展開する

 「当社の『ミュゼプラチナム』は、人口30万人につき1店舗、というドミナント戦略で展開してきました。事業をスタートした当初、東・名・阪は後回しにして地方都市から順次出店してきましたが、全国展開を進めるうえで本社機能は大都市圏に置いた方が効率が良いということで、まず美容事業部だけ東京へ移転しました。当初は恵比寿の店舗に隣接して小さなスペースを借りていましたが、その後、新たに東京本社を立ち上げることになり、青山から恵比寿周辺を中心に物件を探し始めました」


shk_of02.jpgshk_of03.jpg コーポレートカラーであるブルーを生かした機能的なエントランス(左)、コミュニティールームでは業務終了後に打ち上げも行われる(右)

水槽が大きければそれだけ魚は大きく育つという思想

 東京本社の開設は、企業の成長に不可欠な人材採用において、本社が福島県郡山市という地方都市であるより、東京にあったほうが有利であると考えたためだ。港区青山から渋谷区恵比寿にかけてという立地選定は、エステティック業界の多くの企業が集積しているため情報収集に便利であることや、広告展開の上でも効果的であるからだという。

 だが2008年1月「恵比寿プライムスクエア」に東京本社を開設した当時、同物件は予算的にも規模的にも同社には大きすぎるのではないかとの懸念もあったという。このとき契約したのは同ビル75坪ほどのスペースであったが、東京本社に常駐する従業員もまだ少なく、当時はこれだけでも広すぎると感じていたようだ。

 「『水槽が大きければ大きいほど、それだけ魚は大きく育つ』という思想のもと、あえて広めに執務スペースを確保しました。そのかいがあったといいますか、おかげさまで人員も順調に増え、すぐにスペースが足りなくなり、163坪、別階の264坪と増床してきました。今度、さらに広げていく予定です」(高橋氏)


shk_of04.jpgshk_of05.jpg 約5年半の間に本社勤務の従業員だけで200人以上の増員となった(左)、社長席の高橋社長。周囲は経営の透明感を象徴するガラス張り(右)

 同グループの並外れた成長スピードは、高橋氏の積極果敢でありながら緻密な計算に基づく経営戦略によるものだ。これに伴い、オフィスも面積の増床だけでなく、組織改編などが頻繁に行われ、1年と続けて同じパターンはないという。

 「おかげさまで、『ミュゼプラチナム』は現在もほぼ毎月3店舗のペースで出店を続けています。今後もさらなる成長を目指していきたいですね」(高橋氏)

※本記事は、オフィス通信で掲載された記事を一部修正し、転載したものです。(執筆:浦上史樹)

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