この連載は西松眞子著、書籍『仕事ができる人はなぜハンカチを2枚持っているのか?――1秒で相手の心をつかむ「気くばり」の習慣』(日本実業出版社)から抜粋、再編集したものです。
・靴を磨くときは、靴底まで磨く
・“ありがとう”より“うれしい”を口にする
・こだわりは語らない
・着る服は名刺として選ぶ
仕事ができる人は、上司や取引先、同僚、部下など、接する相手にさりげなく好印象を与える達人だったりします。その秘訣は「ちょっとした気くばり」にあります。
あいさつの仕方、持つアイテムのちがい、会話のチョイス……。ほんの小さなことの積み重ねが、相手の信頼を勝ち取り、結果としてほかの人と差がつくものです。
本書では、イメージコンサルタントの第一人者としてこれまで数多くのエグゼクティブ層を指導してきた著者が、「ワンランク上の気くばり」の身につけ方を教えます。
財布は経済力を示します。また、持ち主のお金に対する姿勢もそこに表れます。男性にこそ、おすすめしたいのは長財布です。成功者・お金持ちと呼ばれる人たちは、みな長財布を好んで持ちます。
こうした人は偶然にも長財布が好きだと思いますか? 彼らは、明確な意図を持って長財布を選んでいます。その意図とは、「お札をきれいに扱いたい」ということです。
長財布だと、お札を折らずにすみます。また、カードやお札、レシートを入れるスペースが多く、整理しやすいのです。お金が入ってくる場所をきれいにしておきたい、そして折りじわをつけることなく、きれいなお札を相手に手渡したいから、成功者は長財布を使うのです。
ご祝儀にはきれいなお札を使いますが、祝い事でなくとも、折れ目のないお札を渡されるのは気持ちのいいものです。サービス業では、お客さまへのおつりは新札で渡すところもあります。
お金は大事にする人のところに集まる、といいます。お金に愛される人は、それだけお金を大切に扱っているものです。成功者のまねをしてカタチから入ることでも、気くばりの準備くらいにはなると思います。
2つ折りの財布はコンパクトで機能的です。でも材質がよくないと形崩れしてしまい、端が汚れ、清潔感もなく、中身も軽く見えます。
私は、近所の買い物での普段使いと、ビジネス使いとで財布を使い分けています。
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