この連載は西松眞子著、書籍『仕事ができる人はなぜハンカチを2枚持っているのか?――1秒で相手の心をつかむ「気くばり」の習慣』(日本実業出版社)から抜粋、再編集したものです。
・靴を磨くときは、靴底まで磨く
・“ありがとう”より“うれしい”を口にする
・こだわりは語らない
・着る服は名刺として選ぶ
仕事ができる人は、上司や取引先、同僚、部下など、接する相手にさりげなく好印象を与える達人だったりします。その秘訣は「ちょっとした気くばり」にあります。
あいさつの仕方、持つアイテムのちがい、会話のチョイス……。ほんの小さなことの積み重ねが、相手の信頼を勝ち取り、結果としてほかの人と差がつくものです。
本書では、イメージコンサルタントの第一人者としてこれまで数多くのエグゼクティブ層を指導してきた著者が、「ワンランク上の気くばり」の身につけ方を教えます。
凝ったデザインの名刺が多くなりました。名刺こそ、ビジネスパーソンのアイデンティティーの象徴、「顔」といってもいいでしょう。
ビジネスや肩書に合わせたオリジナリティのある名刺や、会社から提供されるもの以外に、ソーシャルなつきあい用のセカンド名刺をつくる人も増えています。
先日も、そんなこだわりある、白くきれいな名刺をいただきました。そのときに気になったのは、名刺よりも名刺入れでした。
あまりに年季が入りすぎていて、茶色の革がすり切れて黒く変色しています。思わず自分の名刺入れを見てしまったほど。「まだそこまでは汚れていない」と、少し安心しました。
革製品は長く使いこむほど味が出ますし、愛着がわくのもよく分かります。しかし、せっかく白くきれいな名刺を持つなら、黒ずんだ名刺入れでは残念です。
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